現在の日本でもっとも利用されるショッピングサイトはAmazonである。月額500円または年額4900円払ってAmazonプライムに加入すれば映画やドラマ、アニメ、Amazonオリジナルといった動画が無料で見れる。
Amazonプライムによる買い物での特典としては
1.送料が基本的に無料
2.当日もしくは数日で商品が届く
といったものがある。
Amazonプライムによるショッピングなら楽天よりも送料を含めた価格がわかりやすく、注文してから商品が届くまでも早い。しかし、楽天では多くの商品がAmazonよりも安く買える上、SPU(スーパーポイントアッププログラム)、キャンペーンにより大きな還元を得られる。したがって、Amazonよりも楽天での消費額を増やした方が生活は豊かになるだろう。
この記事では
▶ 楽天市場で安く商品を買う方法
として商品・サービスの最安値検索、割引クーポンの手に入れ方、15歳から25歳なら学生でなくても加入できる楽天学割の紹介からから
▶ 電子書籍は楽天の方が安く買える理由
▶ 安く購入したいなら楽天市場、手っ取り早く商品を受け取りたいならAmazonである理由
までを詳しく紹介する。
商品は全体的に楽天の方が安く、還元率も高い。Amazonと比べた楽天のデメリットをできる限り解消し、楽天を積極的に利用すればより豊かな生活を送れるようになるはずだ。
楽天市場で安く商品を買う方法
楽天はAmazonに比べると少々不便ではある。なぜなら、最安値の商品が見つけにくく、送料無料の条件もわかりにくいからだ。しかし、購入方法を工夫すれば金銭的なコストはAmazonよりも下げられる。
なぜなら、楽天ではSPU(スーパーポイントアッププログラム)やキャンペーンによる還元を受けれる上に、商品を安く購入できるからだ。楽天における還元を増やしたい人は下記記事を参考に。

Amazonでは多くの顧客を抱えてから、全体的に商品を高くしている傾向もある。最安値で商品を購入したいなら、楽天の積極的な利用を考えるべきだ。
下記では楽天での最安値検索方法から楽天の割引クーポンを手に入れる方法、楽天学割までを紹介していく。
楽天市場での最安値検索方法
Amazonでは商品名で検索すると、最安値、Amazonプライムに対応した送料無料の商品ページが表示される。しかし、楽天市場の検索では「最安値」「送料無料」といったユーザーファースト(ユーザーを第一に考えた)の観点でページ表示がなされない。
たとえば「モンスターエナジードリンク」で検索した場合も、ファーストビューで表示される商品一覧では目立つ場所に出店店舗の広告がある。
この目立つ広告枠にある商品は最安値ではない。Amazonにはこうした広告枠が無い。
楽天で商品を検索をしても欲しい商品がピンポイントで表示されにくく、最安値かどうかや送料までもわかりづらい。目的の商品が表示されなかった、多数の類似品が出たら商品名をさらに絞り、重さ(容量)や数量なども記載して検索しなければならない。たとえば、モンスターエナジーでも「モンスターウルトラ」を探しており、1箱(24本)を注文したいなら
「モンスターウルトラ 24本」
と種類、数量を指定して検索をかける。くわえて「並び替え」でも「価格が安い」順に並び替えなければならない。
価格が安い順に並び替えた後も、送料のチェックはしなければならない。送料を含めて考えると最安値にならない商品も多いからだ。中には送料を高めに設定している店舗もある。
楽天内の検索ページで「送料無料と記載」されているものは送料無料である。しかし、送料無料の記載がない場合は
・送料はいくらか?
・送料無料にできる条件があるか?
をチェックしなければならない。
送料が無料にならない、注文金額が送料無料の条件を満たさない場合、商品のまとめ買いも検討もすべきだ。
送料込みで考えると、24本なら上の写真一番右の4406円の店が一番安い。しかし、2箱購入するなら一番左が3901円✕2+700円=8502円になるので、一番安くなる。3箱購入する場合も一番左の店が最安値になる。一番左の店は送料700円で3箱まで同封可能となっているからだ。
楽天において、欲しい商品を最安値で買うまでの流れをまとめると
①商品やブランド名で検索する
②目的の商品が表示されなかった、多数の類似品が出たら商品名をさらに絞り、重さ(容量)や数量なども記載して検索する
③目的の商品が複数表示されたら価格が安い順に並び替える
④安値で表示された店の送料や送料無料の条件を比較する
⑤商品1つで送料無料の条件を満たさない場合、送料がかかる場合、いくつかの商品のまとめ買いも検討する
以上のようになる。
AmazonではAmazonプライム会員になれば上記工程のうち2、3、4、5が基本的に省略できる。楽天ではこの部分が面倒になるので、不便さを感じる人は多いだろう。
楽天ではリピートして商品を購入するのが楽
楽天で最安値の商品を見つけ、送料無料の条件を満たし商品を購入するまでは面倒である。しかし、一度この手間を経験すれば、過去の購入履歴から簡単にショートカットできる。
リピートする商品は、購入履歴をチェックし、以前と同じ数量を同じ店舗で購入すれば良い。こうすれば楽天の買い物で生じる手間も省ける。
もちろん、購入前には料金も同じかチェックしよう。また、時間に余裕のある時は、同じ商品でさらに安い店がないか再度探してみれば良いだろう。
楽天に限らず、ネットで商品を買うと、近所のスーパーやドラッグストアで購入するよりも安く購入できる。ティッシュやトイレットペーパー、生理用品など日常的に使う商品はネットで購入すると様々なコストを軽減できるはずだ。
楽天の割引クーポンを手に入れる方法
楽天では商品の割引クーポンを
・店舗ページ、商品検索ページ
・ラ・クーポン
・お買い物マラソンのエントリーページにリンクのあるクーポン・ページ
などで取得できる。
ビーレジェンドプロテインの商品検索ページで取得できるクーポン。商品名で検索すると、上部にクーポンが表示されることがある。
ラ・クーポンの「myクーポン」ページ(楽天会員ログインが必要)で取得できるクーポン
店舗ページ・商品検索ページで得られるクーポンは取得しても損はない。したがって、決済前にこれらページでクーポンが配布されているかの確認をしても良いだろう。店舗ページ・商品検索ページに表示されない場合は現在そのショップでクーポンが配られていない状態である。
ラ・クーポン、お買い物マラソンのエントリーページのリンク先でもらえるクーポンは利用しても損はない。しかし、お買い物マラソン、ラ・クーポンから取得できるクーポンについては必ずしもオトクとは言えない。なぜなら、そのキャンペーン用に料金を上げている商品もあるからだ。
「クーポンがあるから商品を購入する」のではなく、「欲しい商品で使えるクーポンがあるかを探す」ようにした方がムダ使いも生じないだろう。
15歳から25歳なら送料無料クーポンなどの特典がある「楽天学割」を利用する
楽天には「楽天学割」があり、送料無料クーポンがもらえ、楽天ポイント10倍で教科書・参考書、漫画を買える。
楽天学割は学生である必要はなく、15歳から25歳の楽天会員が利用できる。つまり、この年齢に入る人なら会社員でもフリーターでも登録できる。条件を満たすなら、とりあえず加入しておいた方が良いだろう。登録はもちろん無料である。
ただし、送料無料クーポンは全ての店舗で使えるわけではない。送料無料クーポンが使えるのはファッション関係の店舗が多くなっている。
楽天ブックスやRakuten TVでのポイント還元アップ目的で利用すると良いだろう。
電子書籍は楽天の方が安く買える理由
ザ・ファブル1巻より
電子書籍の値段は楽天もAmazonも同じになっている。しかし、購入先によっては割引や還元を受けれる。つまり、割引や還元により、コストを抑えられるのだ。
割引や還元が常時受けれる購入サイトとしては楽天Kobo電子書籍ストア、楽天ブックスがある。
特に、楽天Kobo電子書籍ストアでは
1.割引クーポン
によって20%以上OFFでの購入が可能であり
2.SPU(スーパーポイントアッププログラム)やキャンペーン
によって10%以上の還元を受けれる。
楽天Koboでは一部タイトルの割引販売だけでなく、すべての電子書籍に利用できるクーポンやポイント還元が充実している。楽天koboではキャンペーンに限らず、「好きな本」も実質数十%以上安く買えるようになっているのだ。
割引クーポンと還元について下記で詳しく紹介していく。
割引クーポンと初回購入者向けの還元
楽天koboでは割引クーポンがほぼ常時配布されている。
2020年11月現在、楽天koboで使える10%から20%OFFのクーポン。10%OFFで2000円以上、20%OFFで5000円以上の注文が必要になる。
楽天koboで電子書籍の購入をしたことがある人は下記ページから割引クーポンの取得ができる。
>>> 楽天ブックス・楽天koboで使えるクーポンの取得ページ
上記楽天koboのクーポンページの「楽天kobo」タブをクリックすると表示される。
ただし、楽天koboで割引クーポンを得るには楽天会員登録を済ませているのはもちろん、過去の購入実績が必要になる。楽天会員でない人はまず登録から済ませるべきだ。
楽天koboで電子書籍を購入するのが初めての人は別途ポイント還元を受けれる。下記ページからのエントリーでポイントをもらえる。
>>> 初めての電子書籍購入でポイントがもらえるキャンペーンへのエントリーページ
上記キャンペーンでポイントもらうにはエントリーと同月内に楽天Koboで一定額以上(クーポン適用後金額)購入しなければならない。得られるポイントは時期による。2500円以上の購入で1000ポイント還元を得られた時なら、これだけで40%還元になった。
不定期開催ではあるものの、楽天koboでは限定クーポンの発行もしている。
各種キャンペーンによる割引クーポンについては下記最新のキャンペーンページもチェックしておこう。
1巻でも商品を購入し、クーポンが発行された後まとめ買いをすれば、クーポンによる10%以上の割引を容易に受けられる。
楽天で電子書籍の購入が始めての人はポイント還元の権利を得る最低額で購入し、残りの巻を割引クーポンでまとめて購入しても良いだろう。
SPU(スーパーポイントアッププログラム)とキャンペーン
楽天電子書籍、楽天ブックスではSPUやキャンペーンによる還元もほぼ常時受けられる。SPUとキャンペーンを合わせれば10%以上の還元を受けるのも難しくない。
筆者が実際に得た楽天koboの電子書籍購入で得たSPU+キャンペーンによる還元。SPUとキャンペーンの合計で13.5%の還元を得ている。
これらの還元は上で紹介した割引クーポンと併用もできる。たとえば、1万円分の電子書籍を20%OFFで購入し、SPUやキャンペーンにより10%還元を受けたとする。SPUとキャンペーンによる還元はクーポンによる割引額に適用されるため
・1万円の20%OFF⇒8000円
・8000円の10%還元⇒800ポイント還元
となる。つまり、8000円を消費し、800ポイントが後日還元される。実質、7200円の負担となる。
SPUやキャンペーンによる還元は楽天市場、楽天Kobo電子書籍ストア、楽天ブックスにおける買い物、楽天ふるさと納税における寄付にも適用される。楽天のSPUやキャンペーン、クーポンについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。


安く購入したいなら楽天市場、手っ取り早く商品を受け取りたいならAmazonである理由
最安値の商品を探すのが面倒という点に加え、もう1つ楽天がAmazonに劣る点として、商品の届くスピードがある。 Amazonプライムは都市部だと、多くの商品が翌日までに届くようになっている。Amazonのこの速度に慣れると、楽天で商品が届くまでの遅さに耐えられないという人も出てくるだろう。一般的にも「Amazonは早く届く」「楽天は商品が届くのが遅い」というイメージが定着してしまった。
日用品や生鮮食品なら楽天西友ネットスーパーで早くても翌日に商品を届けてくれる。
しかし、ネットスーパーという名前のように、料金も扱いのある商品もスーパーマーケット並になっている。もちろん、スーパーへ行く代わりに利用する分には労力的なコストが抑えられるためおすすめである。
また、楽天市場にも翌日中に商品が届けられる「あす楽」というサービスがある。
楽天の「あす楽」では正午までに注文すると、翌日中に商品を受け取れる。しかし、Amazonプライム会員対応商品に比べ、最安値で商品が買えなかったり、商品のバリエーションは少なくなる。
取扱商品が限定されており、最安値で商品が買えない点は楽天24も同じである。楽天24は商品の発送も比較的早く、3980円以上で送料無料となっているためわかりやすい。ただ、あす楽に対応していたり、楽天24に購入先店舗を限定して商品を購入すると、楽天の利点とも言える安さを享受できなくなる。Amazonプライム会員になり、Amazonで商品を注文した方が早さや安さを享受できるだろう。
Amazonの配送速度は独自の倉庫を管理し、中央集権的な配送システムだからこそなせる。楽天市場の場合は楽天市場に出店する店舗の倉庫から個別に発送するのが基本なので、配送するタイミングも各店舗に委ねられている。楽天での消費額を増やすには、時間に余裕をもった注文が必要になるだろう。
楽天市場のデメリットとメリット
Amazonと楽天を商品到着までの日数、送料、最安値商品の見つけやすさ 、商品の料金、購入における還元率で比べると、下記のようになる。
Amazon | 楽天 | |
---|---|---|
商品到着までの日数 | 当日、もしくは数日後(Amazonプライム) | 数日から1週間程度 |
送料 | Amazonプライム会員なら無料 | 合計注文額によって異なる。3980円以上の注文で無料になる店もある |
最安値商品の見つけやすさ | 原則、同じ商品が重複で掲載されていないため見つけやすい | 最安値の商品は見つけにくい上、店舗ごとの送料無料条件もわかりにくい |
商品の料金 | 電化製品は楽天よりも安い商品が多い。それ以外は楽天よりも高い物が多い | Amazonより安い物が多い。しかし、電化製品はAmazonよりも高い商品が多い。 |
購入における還元率 | 数%が限度 | 数%から数十% |
Amazonプライム会員なら、Amazonで注文した商品を2、3日で受け取れる。沖縄に住む人は受け取りまでに時間がかかる。しかし、Amazonプライムなら沖縄への送料は無料になる。
通常、本土のオンラインショップで商品の注文し、沖縄への配送をすると特別配送料が発生する。しかし、Amazonプライムでは特別送料を取られない。したがって、沖縄に住む人はAmazon中心の消費にならざるを得ない。
また、電化製品は楽天よりもAmazonに安い商品が売られている。Amazonでは中国製品が多く出品されているからだ。
こうしたAmazonのメリット、楽天からしたらデメリットに対し、楽天では多くの商品がAmazonよりも最く購入でき、SPUやキャンペーンによる還元率が高いというメリットがある。これは電子書籍でも同様である。
安値で購入でき、かつ消費に対する還元率が高いなら、当然生活も豊かになるだろう。商品が届くのが遅くとも、楽天での消費額を増やすのは生活を豊かにしたい人にとって手軽な手段と言えるのだ。
商品の購入だけでなく、サービスも楽天を利用し、「楽天経済圏」での消費を増やすと、生活もより豊かになる。詳しくは下記記事を参考に。
