楽天では
1.楽天市場
2.楽天ブックス
3.楽天kobo
における買い物、および
4.楽天ふるさと納税
における寄付の還元率を増やせるキャンペーンが定期的に開催されている。
楽天の主なキャンペーンとしては「お買い物マラソン」「勝ったら倍」「毎月5と0のつく日」「街での楽天カードの月額利用分がポイント2倍」がある。これらは定期的に開催されている。
楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)による還元はほとんどで1%あたり5000ポイントの上限になっている(2020年12月現在)。1ヶ月あたり50万円分までの買い物、寄付により最大+15%還元を受けれる。しかし、キャンペーンではSPUよりも付与上限が低くなっている。
たとえば、勝ったら倍キャンペーンは3%還元で、上限が1000ポイントまでになっている。したがって、3万3400円の買い物までしかキャンペーンによる追加還元は受けれない。3万3400円以上の買い物をしてもこのキャンペーンで得られる還元は1000ポイントまでになる。
SPUと同時に還元を受ける人も多いため、キャンペーンによる還元の上限も頭に入れておいた方が良いだろう。
この記事では
▶ 主なキャンペーンにおけるポイント還元の上限
を中心に
▶ 楽天SPUで獲得できるポイント還元の上限
▶ 楽天SPUおよびキャンペーンで還元される期間限定ポイントの使い方
についても詳しく述べていきたいと思う。
主なキャンペーンにおけるポイント還元の上限
楽天では定期的に還元率がアップするキャンペーンが行われている。特に還元率が上がるのは
内で行われる「ショップ買いまわり」である。ショップ買いまわりでは楽天における買い物や楽天ふるさと納税における寄付で+9%も還元を増やせる。
また、最大で+6%還元まで増やせる
③超ポイントバック祭
へショップ買いまわりの代わりに参加しても良いだろう。超ポイントバック祭はショップ買いまわりよりも最大還元率は低い。しかし、金額に比例して還元率を上げられるため、高額な買い物やふるさと納税による寄付の月には簡単に最高還元率(+6%)にまで増やせる。
ほかにも
④勝ったら倍
⑤毎月5と0のつく日
⑥街での楽天カードの月額利用分がポイント2倍
が定期的に行われており、他のキャンペーンとも併用しやすくなっている。
楽天で行われている主要キャンペーンの還元率とポイント付与上限をまとめると下記のようになる。
キャンペーン名 | 還元率 | 楽天ポイントの付与上限 | 参照ページ |
---|---|---|---|
ショップ買いまわり(お買い物マラソン、楽天スーパーSALE) | +最大9% | 1万ポイント | 2020年キャンペーン時 |
超ポイントバック祭 | +最大6% | 8000ポイント | 2020年キャンペーン時 |
勝ったら倍 | +最大3% | 1000ポイント | 2020年キャンペーン時 |
毎月5と0のつく日 | +2% | 3000ポイント | 2020年キャンペーン時 |
街での楽天カードの月額利用分がポイント2倍 | +1% | 1000ポイント | 2020年キャンペーン時(楽天カード会員のみ閲覧可) |
2020年12月現在
お買い物マラソンは毎月1回程度開催されている。お買い物マラソン、楽天スーパーSALE開催中に参加できる「ショップ買いまわり」では100円につき1ポイント、最大9%がショップ買いまわりで増加する還元になる。上限は1万ポイントなので、11万1200円までの買い物と寄付にポイントが付与される。


超ポイントバック祭は毎年3回から5回、不定期で開催されている。超ポイントバック祭では100円につき1ポイント、最大6%が増加する(2020年6月開催時の最大還元率。最大の還元率は開催時期によっても異なる)。上限は8000ポイントなので、13万3400円までの買い物と寄付にポイントが付与される。
勝ったら倍キャンペーンは月に何度も開催されている。1チームが勝つと1%還元が増え、最大で+3%還元を受けられる。

勝ったら倍キャンペーンは各開催日ごとに、1000ポイントを上限にポイント還元を受けられる。1000ポイント還元が上限となるため、3%還元時には3万3400円までの買い物、寄付に還元を受けられる。
毎月5と0のつく日キャンペーンは毎月5と0が付く日、具体的には5日、10日、15日、20日、25日、30日に楽天カード決済で+2%還元を受けれるキャンペーンになる。
2%で3000ポイントが上限となるため、月に15万円分までの買い物、寄付で還元を受けられる。

街での楽天カードの月額利用分がポイント2倍キャンペーンはキャンペーン名の通り、街での利用における還元が2倍(2%)まで増やせるキャンペーンである。1%を追加で1000ポイントまで還元を受けられる。したがって、楽天「以外」の消費で月10万円分まで還元を受けられる。
+1%還元の対象となる消費を中心に、街での楽天カードの月額利用分がポイント2倍キャンペーンについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天「以外」における楽天カード決済の還元を2%まで増やせるため、街における支払でも楽天カードの優先順位が上がるだろう。
ふるさと納税
楽天のキャンペーンでは買い物だけでなく、ふるさと納税でも還元率を増やせる。
ふるさと納税においては自治体レベルで現金に似た性質の返礼品(Amazonギフト券や各種ポイント)が規制されている。しかし、経由するふるさと納税サイトでは現金に似た性質の「還元」を受けれる。楽天ふるさと納税でもポイント還元に加えて、返礼品ももらえる。
10%以上の現金に似た性質の「還元」を受けれるふるさと納税サイトは楽天ふるさと納税ぐらいしかない。SPUやキャンペーンを利用すれば楽天ふるさと納税で寄付金の30%近いポイントを受けるのも難しくないだろう。
楽天における買い物にくわえて、ふるさと納税による寄付を集中的に行えばキャンペーンの付与上限は簡単に越えてしまうだろう。なぜなら、ふるさと納税による寄付では金額も大きくなりやすいからだ。したがって、なるべく多くの還元を獲得するために、ふるさと納税は月を分けて行うべきだ。楽天市場で買い物をする感覚で、ポイントをなるべく多く得るために、少額ずつ寄付するのがおすすめである。
楽天ふるさと納税における還元率を最大限増やす方法については下記記事も参考に。

楽天SPUで獲得できるポイント還元の上限
SPU(スーパーポイントアッププログラム)で獲得できるポイントの上限は各サービスによって異なっている。サービスごとの還元率と獲得できるポイントの上限をまとめると下記のようになる。
サービス | 還元率 | 楽天ポイントの付与上限 |
---|---|---|
楽天モバイル | +1% | 5000ポイント |
楽天ひかり | +1% | 5000ポイント |
楽天カード | +2% | 2%のうち1%は上限無し、もう1%は5000ポイントまで |
楽天プレミアムカード、楽天ゴールドカード 楽天ビジネスカード、楽天ブラックカード | +2% | 楽天ゴールドカードは5000ポイントが上限。楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード、楽天ビジネスカードは1万5000ポイントまで |
楽天銀行+楽天カード | +1% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天の保険+楽天カード | +1% | 5000ポイント |
楽天でんき | +0.5% | 5000ポイント |
楽天証券 | +1% | 5000ポイント |
楽天トラベル | +1% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天市場アプリ | +0.5% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天ブックス | +0.5% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天Kobo | +0.5% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天Pasha | +0.5% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
Rakuten Fashion | +0.5% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天TV・NBA Rakuten | +1% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
楽天ビューティ | +1% | 5000ポイントから1万5000ポイント |
合計 | +15% |
2020年12月現在(event.rakuten.co.jpより)。合計15%還元がSPUにより追加で獲得でき、楽天会員なら誰でも受けられる1%と合わせて最大16%還元になる。
5000ポイントが上限になっているサービスは「楽天モバイル」「楽天ひかり」「楽天の保険+楽天カード」「楽天でんき」「楽天証券」である。
楽天会員ランクによって1万5000ポイントまで還元が増えるサービスとして「楽天銀行+楽天カード」「楽天トラベル」「楽天市場アプリ」「楽天ブックス」「楽天Kobo」「楽天Pasha」「Rakuten Fashion」「楽天TV・NBA Rakuten」「楽天ビューティ」がある。
楽天カードのうち1%は楽天以外でも得られる還元であり、上限は無い。もう1%は5000ポイントが上限にになっている。また、楽天ゴールドカード、楽天プレミアムカード、楽天ブラックカード、楽天ビジネスカードはさらに2%の還元が増える(合計+4%)。追加還元の2%は楽天ゴールドカードが5000ポイントの上限となっており、それ以外は1万5000ポイントの上限になっている。
SPUで獲得できるポイントの上限とその買い物上限についてさらに詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天SPUおよびキャンペーンで還元される期間限定ポイントの使い方
基本的に、キャンペーンで獲得したポイントは期間限定ポイントになる。
期間限定ポイントでも楽天市場や楽天Payによる決済、ほとんどの楽天サービスに利用でき、汎用性の高いポイントになっている。しかし、期間限定ポイントは通常、付与された翌月末までが使用期限となる。使用期間が過ぎれば無効になってしまう。
また、少しでも期間限定ポイントの価値を高めたいなら、楽天における買い物以外、生活に必須の支出へと使う必要がある。楽天ポイント決済では楽天における還元が減ってしまうSPU、キャンペーンもあるからだ。楽天の期間限定ポイントは電気やガス、モバイルなどの固定費にも利用できる。したがって、毎月こうした固定費への支払に、楽天の期間限定ポイントが利用される設定にしておくべきだ。
期間限定ポイントを含め、楽天ポイントは使い方によっても価値が変わる。期間限定ポイントの価値を最大化する使い方について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

キャンペーンへの参加のほか、生活支出に楽天を絡めると、より多くの楽天ポイントが得られるようになる。日常的に楽天ポイントを貯める方法から楽天ポイントによる運用まで詳しく知りたい人は下記記事を参考に。
