楽天カードの海外キャッシング手数料(利子)とお得なキャッシングを紹介します

楽天カードの海外キャッシングにおける手数料(利子)とお得な返済方法を紹介します楽天カード

 

楽天カードのキャッシング機能を使い、海外のATMから現地通貨を降ろす場合にかかる手数料としては

1.ATM手数料
2.利子

がある。

また、ショッピングと同様に

3.為替レート

もカードブランドの基準レートが適用される。

 

楽天カードの手数料、為替レートについてまとめると下記のようになる。

手数料・為替レート
ATM手数料1万円以下のキャッシングで110円(税込)
1万円超のキャッシングで220円(税込)
利子実質年率18.0%
為替レートカードブランド(MasterCard、VISA、JCB、American Express)によって異なる

rakuten-card.co.jp

 

この記事では

▶ 楽天カードの海外キャッシング手数料

から

▶ 海外キャッシングの手数料を抑える方法
▶ 海外キャッシングに「もっとも」おすすめのクレジットカード

まで詳しく述べていきたいと思う。

 

ちなみに、海外ATMでスムーズな操作を行うため、キャッシングサービスを利用する前に、現地ATMの操作方法が学べる下記デモ体験も行っておくべきだ。

キャッシングサービスデモ体験:楽天カード
海外ATMでのキャッシング方法をデモを通して体験いただけます。

 

楽天カードの海外キャッシングにおける手数料

楽天カードの海外キャッシングにおける手数料

 

楽天カードのキャッシングではATM手数料が利用の都度発生する。ATM手数料は1万円以下で110円(税込)、1万円超で220円(税込)がかかる。この金額は国内および海外でも変わらない。海外では引き出した現地通貨に為替レートを適用し、円換算で1万円以下かどうか判断される。

 

利子は実質年率で18%になる。利子は利用日の翌日から支払日まで計算される。1万円分のキャッシングを行い、30日後に返済すれば、年365日の日割りにて147円になる。

海外キャッシングの場合、早期返済やリボ払いの手続きをしないなら、翌月27日に一括返済になっている。

 

楽天カードの為替レートはVISAやMasterCard、JCB、American Expressそれぞれの基準レートが適用される。

ブランド基準レートのリンク
VISAExchangeRateComp | Visa
MasterCardCurrency Conversion Calculator | Mastercard
JCB海外でのお取り引きにおける基準レート | JCBブランドサイト
AMERICAN EXPRESS主要な外国為替相場情報からアメリカン・エキスプレスが選択した銀行間のレート(非公開

VISA、MasterCard、JCBは基準レートが公開されている。しかし、AMERICAN EXPRESSは為替レートが非公開になっている。AMERICAN EXPRESSはカードへ請求された後でしかレートを見れない。

 

為替レートを元に引き出した現地通貨の日本円換算がなされ、これにATM手数料と利子が加わり返済金額が決まる。

たとえば、200米ドルをアメリカの現地ATMで引き落とすと、

①200ドル=2万892円(2020年12月現在の市場レート)
②220円(1万円超のATM手数料)
③翌月27日までの利子

の合計が返済金額になる。

 

200ドルをキャッシングで借りて、30日後の返済になるなら利子は

20892×(18/100)×(30/365)=309円

したがって、200ドルは

2万892円(円換算の金額)+220円(ATM手数料)+309円(利子)=2万1421円

となる。

 

ATM手数料は利用の都度取られてしまう。したがって、まとめて引き出した方が手数料の割合は低くなる。2万円分ならATM手数料だけで1.1%、10万円分ならATM手数料は0.22%まで落とせる。

 

海外キャッシングの手数料を抑える方法

海外キャッシングの手数料を抑える方法

 

上でも紹介したように、楽天カードのATM手数料は一定なので、金額が大きい方が手数料は抑えられる。また、早めに返済して利子を抑えることで、楽天カードにおける海外キャッシング手数料を抑えられる。金額が大きいと、利子も大きくなるからだ。たとえば、2000ドルのキャッシングをして30日後に返済しようとすれば、現在のレートで3090円も利子として取られてしまう。

 

楽天カードのキャッシングによる早期返済は

1.楽天カードへと電話(e-naviに電話番号の記載あり)もしくはチャットサポートへ連絡し
2.早期返済の申し出を行う
3.指定された銀行へ、指定された金額を振り込む

という流れになる。

ただし、海外からだと国際電話になるため、通話だけで1000円以上取られてもおかしくはない。ここまでの金額がかかると利息以上に高くなるだろう。スムーズにオペレーターまで繋いでくれないことも多く、営業時間に合わせて電話をかけるのも面倒である。

また、ネットバンキングによる振込で返済になる。ネットバンキングに必要なログインIDやパスワード等を書いたメモなど、海外でもネットバンキングができる環境を準備しておこう。

 

短期間の海外旅行であれば帰国後に早期返済の手続きを行っても良いだろう。ただ、金額が大きいなら、1日でも早く返済すべきだ。

 

海外キャッシングに「もっとも」おすすめのクレジットカード

ACマスターカード
ACマスターカード

 

海外キャッシングを頻繁に利用するなら、

・ATM手数料が無料
・電話連絡不要で、インターネット上の手続きだけで早期返済ができる

上記条件を満たすクレジットカードを作成しておくべきだ。特に、海外では電話不要で、インターネット上の手続きだけで早期返済ができるクレジットカードは便利である。

楽天カードはATM手数料が有料であり、インターネット上の手続きだけで完結する早期返済はできない。したがって、海外キャッシングサービスに限ると、楽天カードがもっともお得なわけではない。

 

ATM手数料が無料であり、インターネット上の手続きだけで早期返済ができるクレジットカードとしては

セディナカード
ACマスターカード

がある。

 

個人的にはレートも良かったセディナカードがおすすめである。セディナカードの場合、こちらのポイントサイトに登録してから申し込みをすると、1500円から5000円分のポイントも得られる。セディナカードへ申し込むなら、ポイントサイトを経由しなければ損だ。

 

セディナカード・ハピタス
ポイントサイトに登録、ログイン後「セディナ」と検索すればいくつかのセディナカードがでてくる。「ポイントを貯める」のリンクを経由して申し込むだけでキャッシュバックも受けれる。

セディナカードなら、好きなデザインのセディナカードを作れば良い。キャッシング手数料や返済上での違いはない。キャッシング専用のクレジットカードとして海外旅行の予定を組む前に予め作成しておくべきだ。

 

クレジットカードのキャッシングだけでなく、ショッピングにおける手数料についても知りたい人は下記記事を参考に。

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海外ではクレジットカードをATMへと差し込み、中に入ったまま出てこないケースがまれに起こる。一度ATMに飲み込まれると、ATMの管理会社に電話しても、原則として取り出してくれない。つまり、ATMに飲み込まれると、クレジットカードが利用できなくなってしまう。したがって、海外旅行でキャッシングできるカードは複数枚用意しておく、もしくは予備の現金も持参しておこう。

 

キャッシングサービス以上に重要な楽天カードに付帯する「海外旅行保険」について、詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

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