楽天ひかりは光コラボによる光回線サービスである。光コラボならフレッツ光から楽天ひかり、楽天ひかりと他の光コラボ間の乗り換え時、工事が原則不要となっている。光コラボによる乗り換え手続きについては下記記事を参考に。
光コラボの乗り換えは工事や光回線終端装置(ONU)の返却も不要なのでインターネット上の手続きだけで簡単に行える。基本的に他社への乗り換え時もインターネットが利用できなくなる時間は発生しない。
また、楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT)を利用している人が楽天ひかりへ加入すると、1年間楽天ひかりの料金が無料になる(2021年5月現在のキャンペーン)。マンションプランを利用してる人なら年額5万160円(税込)、ファミリー(戸建て)プランを利用してる人なら年額6万3360円(税込)の支払いが無くなるのだ。
インターネット料金を1年間無料にできる間に、無料の特典を受けれる下記楽天ひかり公式サイトから申し込みすべきだ。
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楽天ひかりを1年間無料にするため、楽天モバイルへの申し込みもしておくと良いだろう。楽天モバイルでは高額のキャッシュバックも受けられる。
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くわえて、楽天ひかりはSPU(スパーポイントアッププログラム)に含まれるサービスであり、楽天ひかりに加入すると
①楽天市場
②楽天ブックス
③楽天kobo
④楽天ふるさと納税
⑤Rakuten Fashion
⑥楽天海外販売
などにおける消費の還元率を1%増やせる。3万円の消費をするなら、楽天ひかりのSPUだけでも毎月300円の還元を追加で受けれるのだ。楽天で日常的に消費をしている人、楽天でふるさと納税をしている人ならそれなりの還元も受けれるだろう。
月額料金やキャンペーンだけでなく、楽天における消費額などにより、他社光回線との優位性は決まる。楽天市場や楽天kobo、楽天ふるさと納税など、楽天で消費や寄付する額が多い人なら楽天ひかりがもっとも金銭的にお得になるはずだ。
この記事では
▶ 楽天ひかりの月額料金と新規契約、乗り換えでかかる初期費用
▶ 楽天モバイルとのセットで楽天ひかりが1年間無料
について、料金や費用全般を紹介するとともに
▶ 楽天ひかりが提供するサービスの特徴
▶ 楽天ひかりへの乗り換えで料金が安くなる条件
まで詳しく紹介していきたいと思う。
楽天ひかりの月額料金と新規契約、乗り換えでかかる初期費用
楽天ひかりの月額基本料金は
マンションプラン:4180円(税込)
ファミリープラン:5280円(税込)
となっている。ただし、楽天モバイル利用者ならマンションプラン、ファミリープランともに1年目は無料、楽天モバイル利用者でなくても1年目はマンションプランで1980円(税込)、ファミリープラン(戸建)で3080円の料金が適用される(2021年5月現在)。
工事が不要で、オプションを付けなければ、毎月請求される料金は上記金額だけである。プロバイダの料金もかからない(comm.rakuten.co.jpより)。
楽天ひかりを新規契約および他社を解約する際に生じる費用としては
1.初期登録費:楽天ひかりから請求される。880円から1980円(税込)
2.解除料(違約金):解約する他社事業者から請求される。1万円前後が多い。
3.事業者変更の手数料:解約する他社事業者から請求される。3000円前後が多い。
4.分割で支払っている工事費用:解約する他社事業者から請求される。解約する事業者との契約期間による。
がある。
新規契約で生じる初期費用としては「初期登録費」がある。初期登録費は新規契約した楽天ひかりに支払うべき費用である。楽天ひかりの工事費用は初期に支払わず、毎月分割で支払う形になっている。
「解除料(違約金)」と「事業者変更の手数料」、「分割で支払っている工事費用」は乗り換え前に使っていた他社の回線事業者に支払わなければならない費用になる。
下記では初期費用および工事費用について、新規契約、乗り換えでの違いを含めて下記で紹介していく。
初期登録費と工事費(楽天ひかりへの支払い)
楽天ひかりへ申し込む際には初期費用として「初期登録費」がかかる。
楽天ひかりへ新規申込なら初期登録費は880円(税込)、フレッツ光含む他社光コラボによる乗り換えなら1980円(税込)になる。
光コラボとはNTT東日本・西日本が提供している光回線(フレッツ光)を通し、ユーザーに固定回線インターネットを提供するサービスである。
光コラボレーション事業者一覧について、すべてあげるときりがないため、有名な事業者のサービス名だけを紹介すると
・ドコモ光
・SoftBank光
・so-net光
・楽天ひかり
・DMM光
・ビッグローブ光
・OCN光
・Nifty光
・Asahinet光
・ぷらら光
・eo光
・U-NEXT光
・エキサイト光
以上のようになる。
フレッツ光やこれらの事業者からの光コラボによる乗り換えは初期登録費として1980円がかかる。
また、光コラボによる乗り換えなら工事は原則不要なので、工事費用はかからない。
フレッツ光の回線を利用しない「光コラボではない光回線サービス」もいくつかある。利用者も多く有名なサービスでは
・auひかり
・NURO光
がある。これらは光コラボによる乗り換えができない。
新しく住居に引っ越して来た人、auひかりやNURO光など、光コラボではない回線事業者からの乗り換えでは原則工事が必要になる。マンションプランで最高1万6500円、戸建住宅で最高1万9800円の工事費用がかかる。支払は下記のように分割払いになり、毎月の基本料金に加算される。
工事費用の支払額と支払回数。支払回数が変わるだけで毎月の負担額は330円と変わらない(comm.rakuten.co.jpより)。
新規契約でも、引っ越す前からすでに光回線をマンションが導入していたり、工事費用がかからないケースもある。工事費用については解約時に、楽天ひかりの前に契約していた回線事業者から説明があるはずだ。
「解除料(違約金)」と「事業者変更の手数料」、「分割で支払っている工事費用」(楽天ひかりの前に契約していた回線事業者への支払い)
「解除料(違約金)」と「事業者変更の手数料」、「分割で支払っている工事費用」は楽天ひかりを契約する前に使っていた他社の回線事業者から請求される。以前、契約していた回線事業者が無く、楽天ひかりを新規契約する場合、これら費用はかからない。
解除料(違約金)については更新月に解約すると無料になる。しかし、更新月を待たずに解約すると解除料を請求される。最近では2年毎にある「契約更新月(契約満了月)」に解約しないと、2年以上継続利用しても請求してくる会社が多い。
たとえば、フレッツ光で「にねん割」を契約していると、契約更新月(契約満了月)以外の解約で戸建住宅タイプ1万450円(税込)、マンションタイプ1650円(税込)の解除料を請求される。ソフトバンク光は戸建て、マンションいずれでも1万450円(税込)の解除料がかかる。2年毎にある契約更新月(契約満了月)に解約すれば解除料の負担は0になる。
更新月は24ヶ月単位(25ヶ月目)もしくは36ヶ月単位(37ヶ月目)が多い。解除料のかからない更新月は回線事業者に問い合わせて確認してほしい。
また、光回線の乗り換えでは楽天ひかりの前に契約していた回線事業者から事業者変更の手数料を請求される。ソフトバンク光から楽天ひかりに乗り換える場合、ソフトバンク光からはこの費用として3300円(税込)を請求される。
さらに、楽天ひかりへの乗り換え前、新規契約で光コラボの回線を開通していた場合、工事費用がインターネット料金に含まれ、分割で支払っているかもしれない。分割で支払っている工事費用の支払いが終わる前に解約すれば、解約時に一括で工事費用を請求される。
たとえば、以前契約した光回線の初期工事費が2.4万円で、毎月1000円ずつインターネット料金と一緒に分割で支払っていたとする。1年で解約すれば、工事費用として1.2万円の支払が残っている。この料金は工事費用として、解約時にまとめて請求される。
正確な工事費用についても、解約する前に回線事業者へ問い合わせるしか知る方法はない。
他社から楽天ひかりへの乗り換えではなく、楽天ひかりから他社への乗り換えや楽天ひかりの解約で発生する費用について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天モバイルとのセットで楽天ひかりが1年間無料
network.mobile.rakuten.co.jp/hikari/
楽天モバイル(Rakuten UN-LIMIT V)を利用中(申込後)、または楽天ひかり申し込みの翌月15日までに楽天モバイルへ新規申し込みをすると、楽天ひかりの月額料金が1年間無料になる(2021年2月現在)。
楽天ひかりの月額料金および1年間の料金は
マンションプラン:月額4180円(税込)、年額5万160円(税込)
ファミリー(戸建て)プラン:月額5280円(税込)、年額6万3360円(税込)
となる。したがって、マンションプランで約5万円、ファミリー(戸建て)プランで約6万円の負担が無くなる。これは代理店で数万円のキャッシュバックを受けるよりもお得だろう。1年間毎月、インターネット料金の負担がなくなれば生活にも余裕ができるはずだ。
楽天ひかりへの申し込みを検討しているなら、楽天モバイルとセットにすることも検討してみよう。
今なら楽天モバイルでもキャッシュバックを受けれる。下記楽天公式サイトからの申し込みがおすすめである。
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上でも紹介したように、楽天モバイルをすでに利用している人もこの楽天ひかり1年間無料キャンペーンを利用できる。
>>> 楽天ひかり公式サイト【楽天モバイルユーザーなら1年間無料の特典付き!】
楽天ひかりを1年間無料にするため、先に楽天モバイルへの申し込みからしておくと良いだろう。
楽天モバイルの懸念としてはiPhoneでの利用が制限されている点が有名である。楽天モバイルでiPhoneを使う方法について、iPhone 12を中心に詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天ひかりが提供するサービスの特徴
楽天ひかりでは無料メールアドレス、メールプラス、ウイルスフィルタ、アドバンストスパムフィルタなどのオプションサービスが提供されている。無料メールアドレスとウイルスフィルタ、アドバンストスパムフィルタは無料で利用できる。メールプラスは月額460円からの有料オプションになる。
楽天ひかりではオプションに「ひかり電話」のサービスがない。しかし、光コラボレーション事業者としてフレッツ光の提供するひかり電話の利用ができる。

フレッツ光のひかり電話を利用するには別途NTTとの契約が必要になる。料金もNTTから請求される。無料通話時間を含まない基本プランで月額550円(税込)になる。
また、楽天グループで受けれる恩恵として、楽天ひかりはSPU(スーパーポイントアッププログラム)による還元率アップがある。
楽天ひかりのSPU
楽天ひかりはSPUに含まれるサービスであり、楽天ひかりに加入すると
①楽天市場
②楽天ブックス
③楽天kobo
④楽天ふるさと納税
⑤Rakuten Fashion
⑥楽天海外販売
などにおける消費や寄付の還元率を1%増やせる。
この還元を考慮すれば、楽天における消費額の多い人ほど楽天ひかりの金銭的な優位性がさらに高まるだろう。
同じく光熱通信費に含まれる費用として携帯代、電気代、ガス代がある。楽天では「楽天モバイル(携帯)」、「楽天でんき(電気)」、「楽天ガス(都市ガス)」といったサービスも提供している。「楽天モバイル」や「楽天でんき」でもSPUによる還元を受けれる。
楽天モバイルへ加入すると+1%還元、楽天でんきへ加入すると+0.5%還元。楽天ひかりと合わせればこれらだけでも+2.5%還元になる。
SPUによる還元を受けなくとも、楽天のこれらサービスは料金的にお得である。SPUとSPUに含まれる楽天のサービスについて詳しく知りたい人は下記記事も参考に。

楽天ひかりの支払方法
楽天ひかりの支払方法は「クレジットカード」と「自動口座振替」だけである。デビットカードで支払に利用できるのは楽天銀行とスルガ銀行のデビットカードになる(hikari.rakuten.co.jp)。自動口座振替は楽天銀行以外だと、手数料として100円が加算される。
インターネットの以外の固定費として楽天モバイルの「携帯代金」、楽天でんきの「電気代」、楽天ガスの「ガス代」では期間限定ポイントを含む楽天ポイントでの料金の支払いができる。しかし、現状、楽天ひかりの支払で「直接」楽天ポイントは使えない(楽天ポイントで支払いはできる?より)。楽天カードで支払い、請求金額を楽天の通常ポイントで「間接」的に払う方法はあるものの、期間限定ポイントは消化できない。
期間限定ポイントの消化先に使えるかどうかは楽天経済圏で生活する人には大きなポイントになる。

期間限定ポイントが支払に利用できるようになれば、さらに楽天ひかり加入のメリットは増すだろう。
楽天ひかりは楽天コミュニケーションズ光からの名称変更により、2019年7月1日から本格的にスタートしたサービスである。旧楽天コミュニケーションズ光だけでなく、楽天ブロードバンドのサービスも新規申込を停止しており、現在は楽天ひかりへサービスを一本化する途中にある。
楽天ひかりがSPUの対象サービスになったのも2020年4月になる。期間限定ポイントによる支払など、楽天経済圏での連携については今後進めてくれるはずだ。
楽天ひかりへの乗り換えで料金が安くなる条件
光回線の料金は単純に月額料金だけでは比較できない。なぜなら、月額料金が安くとも工事費用が発生したり、契約期間が長い、契約解除料が高いといったしばりが存在していることも多々あるからだ。
また、楽天ひかりなら楽天モバイルとのセット割引やSPUによる還元も受けれる。したがって、他社よりも月額料金以外のメリットが多い。
料金的な負担を抑えるために見るべきポイント
上でも述べたように、楽天ひかりの初期費用は
・初期登録費:880円から1980円(税込)
のみとなっている。
基本の月額料金は
・マンションプラン:4180円(税込)
・ファミリープラン(戸建住宅):5280円(税込)
になる。
新規契約や乗り換えで工事が必要なら、工事費用として毎月
・330円(税込)
を追加で支払わなければならない。
工事費用は戸建住宅で屋内配線の新設工事でもっとも高い1万9800円の工事費用がかかる。工事先への人員派遣が不要なら2200円になる。これらは毎月330円を分割する形で支払う。戸建住宅で屋内配線の新設工事が必要なら60ヶ月間330円を払わなければならない。
楽天ひかりの契約期間は2年もしくは3年間。契約更新月の10日までに解約の申し出が無ければ、再び2年間もしくは3年間の契約になる。開通月の翌月を1ヶ月目として、2年契約なら24ヶ月目、3年契約なら36ヶ月目までに解約すると「契約解除料」として
・1万450円(税込)
の支払いが必要になる。
楽天ひかりの料金をまとめると下記のようになる。
楽天ひかり | |
---|---|
月額料金 | マンションプラン:4180円(税込) ファミリープラン(戸建住宅):5280円(税込) |
初期登録費(契約手数料) | 新規申込:880円(税込) 他社光コラボによる乗換:1980円(税込) |
工事費用の分割支払回数 | 0回から60回(工事が不要なら0) |
毎月負担する工事費用 | 330円(税込)(工事が不要なら0) |
契約解除料(解約金) | 1万450円(税込)(契約更新月の解約で0円) |
事業者変更の手数料 | 3300円(税込) |
契約期間 | 2年(24ヶ月)もしくは3年(36ヶ月) |
2021年2月現在の料金(hikari.rakuten.co.jpより)
楽天ひかりのマンションプランへ工事が不要な光コラボ間での乗り換えを行ったとする。2年間で支払う金額の合計は
楽天ひかり:初期登録費1980円+毎月4180円(24ヶ月)=10万2300円
となる。契約して2年後の更新月に解約すれば契約解除料9500円はかからない。
また、楽天モバイル契約者はインターネット料金を一年間無料にできる。楽天ひかりの月額料金および1年間の料金は
マンションプラン:月額4180円(税込)、年額5万160円(税込)
ファミリー(戸建て)プラン:月額5280円(税込)、年額6万3360円(税込)
となる。
したがって、マンションプランで約5万円、ファミリー(戸建て)プランで約6万円の負担が無くなる。
楽天ひかりを1年間無料にするため、先に楽天モバイルへの申し込みからしておくと良いだろう。
>>> 【高額キャッシュバック付きリンク】楽天モバイル【月額2980円で高速データ通信が使い放題、国内通話かけ放題】
くわえて、楽天ひかりに契約すると、SPUにより1%還元を増やせる。楽天における買い物だけでなく、ふるさと納税などにも利用すれば1年間で100万円程度消費するのも難しくない。1年で100万円利用すれば1万円の還元を追加で受けれるため、料金的にはさらにお得になるだろう。
>>> 楽天ひかり公式サイト【楽天モバイルユーザーなら1年間無料の特典付き!】
楽天ひかりと料金比較する方法
楽天ひかりと比べる際には、月額料金はもちろん、初期費用や工事の有無も考慮して、予想契約年数で支払う金額総計を計算する。何年契約するか未定なら2年での計算が1つの目安になるだろう。上でも述べたように、マンションタイプで工事不要なら、楽天ひかりの費用は2年間で10万円程度になる。
その上で「契約期間と契約解除料、事業者変更の手数料」「キャンペーンにより得られる還元、割引」「SPUによりどのぐらいの還元を受けれるか?(楽天でどのぐらい消費するか?)」も加味して比較する。少々面倒にはなるものの、これらを計算するのには1時間もかからないだろう。どちらがどのぐらい安いか?の比較はできるはずだ。
通信費を抑えたい人には楽天モバイルへの契約も必須になる。楽天モバイルが提供するサービスについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。
