電子書籍ならデータを同期してダウンロードもできるため、読みたい時、読みたい場所で、購入してすぐに読める。専用リーダーだけでなく、パソコンやスマートフォンのアプリへ同期して読める。手軽さだったり、持ち運びの容易さから紙よりも電子書籍を好む人は多くなってる。
電子書籍の購入において、楽天とAmazonを比べた場合、「価格の面」では楽天の方が勝っている。なぜなら、購入者向けの割引クーポン、SPUやキャンペーンによるポイント還元が充実しているからだ。
しかし、AmazonではKindle Unlimitedという定額の読み放題サービス、AmazonプライムによるKindleオーナーライブラリー、映画やドラマなどの「動画」をダウンロードできるといった利点もある。しかも有名タイトル(映画、ドラマ)も充実している。
読みたい本だけを読むのではなく、映画やドラマも含めて暇つぶし目的で長時間利用するなら、Amazonの方がコストも抑えられるだろう。
この記事では
▶ 楽天Koboが料金的にお得な理由
▶ 楽天とAmazonの定額サービス
から電子書籍に限らない
▶ Amazonが楽天よりも優れているサービス
まで詳しく述べていきたいと思う。
Amazon Kindleから楽天Kobo、楽天KoboからAmazon Kindleへの移行を考えている人は下記記事を参考に。

楽天KoboとAmazon Kindleの専用リーダー「以外」ならアプリを通して、電子書籍を1つの端末へダウンロードできる。
楽天KoboとAmazon Kindleの料金比較
楽天Kobo専用リーダー(漫画はザ・ファブル(17)【電子書籍】)
楽天KoboとAmazon Kindleでも電子書籍の販売額(定価)において違いはない。どちらでも原則、同じ金額で販売されている。しかし、クーポンの配布やポイント還元を加味すれば楽天Koboの方が安くなる。楽天では「常時」割引やポイント還元を受けれるからだ。Amazonはもちろん、他のサイトでも、ここまで高い割引や還元は常時行っていない。
また、楽天には無料で読める電子書籍も多い。
下記では楽天koboでもらえるクーポンから利用方法、無料で読める電子書籍までを紹介していく。
ポイント還元についてはSPU(スーパーポイントアッププログラム)により受けれる。SPUについて詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天Koboのクーポン
価格面で楽天Koboの方が魅力的なのは、楽天では「常に」割引クーポンが配布され、10%以上の還元を受けれるからだ。
楽天Koboでは初めて電子書籍を購入する人に向け、1000ポイント以上のプレゼントをするキャンペーンも行っている。これから楽天Koboでの電子書籍購入を考えている人はエントリー必須と言えるだろう。エントリーは下記ページから可能である。
>>> 初めての電子書籍購入でポイントがもらえるキャンペーンへのエントリーページ
すでに楽天Koboで購入経験のある人は下記ページからクーポンを取得し、割引額で商品購入をしよう。
>>> 楽天ブックス・楽天Koboで使えるクーポンの取得ページ
楽天koboのクーポンは上記ページの「楽天kobo」タブをクリックすると表示される。
楽天koboでは2000円以上の購入で10%OFF、5000円以上の購入で20%OFFといったクーポンが配られている。
楽天Koboでは一部タイトルの割引販売だけでなく、すべての電子書籍に利用できるクーポンやポイント還元が充実している。楽天koboではキャンペーンに限らず、「好きな本」も実質数十%以上安く買えるようになっている。
楽天Koboで得られる割引クーポン、SPUやキャンペーンによるポイント還元、楽天Kobo専用リーダーについて、さらに詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天koboで割引クーポンを使う方法
クーポンを取得しても、注文確定時に「クーポン利用」で選択しなければ割引は適用されないので注意しよう。
電子書籍を買い物かごへ入れ、注文確認画面にまで進む。
注文確認画面。ここでクーポン利用の横にある「選択」をクリックする。
獲得した利用可能なクーポンの中で割引率が高いものを選択し、「内容を変更する」をクリックして、注文確認画面へ戻る。
注文確認画面でクーポンが選択されており、金額が割引されているかを確認する。
クーポンがきちんと適用されているなら、注文を確定しよう。
楽天Koboの無料タイトル
books.rakuten.co.jp/event/e-book/free/
あまり知られていない事実として、楽天Koboにおける無料タイトルの配布がある。2020年10月時点で2800冊以上を無料で読める。こちらは月額料金も必要ない、完全無料のサービスになる。漫画も配布されているため、暇つぶしの際、新たな作品を見つけるのに役立つだろう。
楽天koboでは週プレといった雑誌も無料配布が行われていた。
無料でダウンロードできるタイトルについては下記ページを参考に。
楽天とAmazonの定額サービス
楽天では雑誌のみ、Amazonでは雑誌含む書籍の有料読み放題サービスも提供されている。
楽天の雑誌読み放題サービスは楽天マガジンと呼ばれている。500誌以上の雑誌が読み放題となっており、月額380円(税抜)で加入できる。
AmazonではKindle Unlimitedという定額の読み放題サービス、AmazonプライムによるKindleオーナーライブラリーも提供されている。
楽天とAmazonの定額サービスの価格を比較する際には
・好みの雑誌や書籍が含まれているかどうか?
・料金的にお得かどうか?
で決めれば良いだろう。
楽天マガジン
楽天マガジンに含まれる雑誌には、週刊文春、週刊新潮他、週プレ、AERA、週刊アスキー、女性ファッション誌、趣味系雑誌など500誌以上がある。参加雑誌一覧は下記ページより確認できる。

各雑誌のデジタル版も1冊で400円以上になる。これら雑誌を月380円(税抜)でまとめて読めるため、かなりお得である。
定期購読している雑誌が1冊でも楽天マガジンに含まれるなら、ためしに楽天マガジンの契約を考えてもよいだろう。
Kindle Unlimited
Kindle Unlimitedは月額980円で書籍、漫画、雑誌および洋書が読み放題になるサービスである。楽天マガジンには含まれない漫画や書籍、洋書が含まれている。こちらも月に数冊の書籍を読むだけで元が取れるサービスになっている。
ただし、楽天マガジンよりも月額料金は高い。また、ブラウザ上では無制限で本を読めるものの、タブレットなどの端末へ1度にダウンロードできるのは10冊までとなっている。
Amazonプライム
Amazonプライムは月額500円(税込)、年払いだと4900円(税込)で加入できる有料サービスである。Amazonプライムではショッピングにおける迅速配送サービス、プライム・ビデオ・ミュージックが有名だろう。
AmazonプライムにはKindle電子書籍リーダーまたはFireタブレット所有者に一部タイトルの中から毎月1冊無料で電子書籍が読めるサービスも含んでいる。
月に1冊、無料タイトルから読む本を決めても良いだろう。
電子書籍専用リーダーのKindleは9000円程度から購入できる。ちなみに、Kindleでは動画を見れない。電子書籍と動画を見たいならFireタブレットを購入しよう。
繰り返すが、Amazonプライム会員で毎月1冊無料で書籍を読めるのはKindle電子書籍リーダーまたはFireタブレット所有者のみである。
Amazonプライムは迅速配送サービス、プライム・ビデオ・ミュージックが中心のサービスと言えるだろう。
Amazonが楽天よりも優れているサービス
Amazonの電子書籍でも一時的に割引クーポンの配布などはなされている。しかし、楽天のSPUやキャンペーンのように、常時行われていない。したがって、金銭的な部分では、楽天で購入し続けた方が圧倒的にコストも抑えられる。電子書籍を読む目的に限ってみれば、楽天Koboの方が間違いなく金銭的にお得だ。
電子書籍「以外」のコンテンツを含めると、Amazonの優れている点はやはり、動画サービスを含んだAmazonプライムによる部分が大きい。月額500円、年額4900円のAmazonプライム会員になれば、比較的新しい映画も見放題となる。バチェラーや松本人志のドキュメンタルなど、Amazonオリジナルの動画も充実している。
また、Amazonプライム会員が無料で視れる映画やドラマなどの動画もタブレットへダウンロードできる。飛行機の中だったり、インターネット環境にない場所での暇つぶしにも便利であり、こちらも重宝している。
楽天にもRakuten TVと呼ばれる映画やドラマ、アニメが定額で見れるサービスはある。しかし、プレミアム見放題パックは月額2189円と安くない。また、楽天TVの配信動画をダウンロードし、オフラインで見るには、「アプリでDL可」の表示がある作品に限定されている。
ちなみに、楽天Koboの電子書籍リーダーは電子書籍のみ閲覧可能であり、動画のダウンロードはもちろん、閲覧もできない。この点はKindleの電子書籍リーダーも同じである。Amazonで動画をダウンロードしみたい場合、Fireタブレットなどを購入する必要がある。
電子書籍に限ってみれば、楽天Koboの方が料金的にも優れている。しかし、動画を中心に楽しみたいなら、Amazonプライムのサービスの利用が良いだろう。
Amazon Kindleから楽天Kobo、楽天KoboからAmazon Kindleへの移行を考えている人は下記記事を参考に。

楽天KoboとAmazon Kindleの専用リーダー「以外」ならアプリを通して、電子書籍を1つの端末へダウンロードできる。