投資信託を購入するなら楽天証券を使うべき理由

投資信託を購入するなら楽天証券を使うべき理由楽天証券

 

投資信託を楽天証券で買うべき理由は

1.楽天の買い物における還元が1%増える

という理由の他に

2.楽天カードによる投資信託の購入で1%還元を受けれる
3.
投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント(年利0.048%)もらえる

といった楽天証券に特有のプログラムが提供されているからである。

 

投資信託でかかる手数料としては買付手数料、解約手数料、信託報酬がある。ただし、最近は多くの投資信託がノーロードと呼ばれ買付手数料、解約手数料が無料となっている。つまり、基本的に投資信託でかかる手数料は信託報酬のみとなっている。

信託報酬は投資信託を保有すると引かれる手数料である。信託報酬が年率0.1%の投資信託を100万円分保有している場合、1年間で1000円取られる計算になる。米国株式へ広く投資している人気投資信託「楽天バンガードファンド」は税込年0.162%の信託報酬になっている(2020年11月現在)。

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1%の還元は楽天バンガードファンドの信託報酬税込年0.162%の約6.2年分にあたる。つまり、楽天バンガードファンドの場合、保有年数が6.2年以下なら、購入時には払う手数料よりも受ける還元の方が高くなるのだ。

 

楽天証券では投資信託の購入だけでなく保有で還元を受けれる。楽天バンガードファンドなど、ただでさえ安い信託報酬を実質的にさらに抑えられるだろう。

>>> 【楽天ポイント、楽天カードで投資ができる】楽天証券【楽天ポイントが貯まる】

 

この記事では投資信託を購入するなら楽天証券を使うべき理由として

▶ 楽天ポイントによる投資信託の購入で、楽天における還元が1%増える【SPU】

楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)について紹介するとともに、楽天証券において

▶ 投資信託の「購入」で受けれる還元
▶ 投資信託の「保有」で受けれる還元

についても詳しく紹介していきたいと思う。

 

楽天ポイントによる投資信託の購入で、楽天における還元が1%増える【SPU】

投資信託を購入するなら楽天証券を使うべき理由

 

楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天のサービス加入や利用を条件に、

1.楽天市場
2.楽天ブックス
3.楽天kobo
4.楽天ふるさと納税
5.Rakuten Fashion
6.楽天海外販売

などにおける消費の還元率が最大16%にまで増やせるプログラムである(2020年11月現在。【SPU】ポイントアップの対象となるサービスについてより)。

 

楽天証券を含む、SPUについてさらに詳しく知りたい人は下記記事も参考に。

楽天SPUで還元率を高めるおすすめの「攻略法」を紹介します
楽天のSPU(スーパーポイントアッププログラム)とは、楽天のサービス加入や利用を条件に、1.楽天市場2.楽天ブックス3.楽天kobo4.楽天ふるさと納税5.RakutenFashion6.楽天海外販売などにおける還元率が最大15%にまで増や...

 

楽天証券では楽天ポイント(正式名称:楽天スーパーポイント)で国内株式と投資信託の購入ができる。

また、楽天証券で月1回500円分(500ポイント)以上の投資信託を楽天ポイントで購入すると、楽天市場、楽天kobo・楽天ブックス、楽天ふるさと納税などにおける還元率が1%アップする

楽天証券のSPUによる還元率と達成条件
楽天証券のSPUによる還元率と達成条件(event.rakuten.co.jpより)。

 

500ポイント以上のポイント投資後にSPUの還元が加算されるのではなく、楽天市場で買い物をした後に500ポイントを利用しても、同じ月ならその月すべての消費に加算される。

たとえば、10月1日に3万円分の商品を楽天市場で購入し、10月30日に楽天証券で500ポイントを利用し、投資信託を購入したとする。この場合でも、3万円の1%、300ポイントの還元を追加で受けれる。

SPUによる+1%還元は楽天経済圏で生活する人なら容易に達成できるだろう。

 

強調するが1回500ポイント以上の投資信託購入が必要になる。複数回に分けて月500ポイントに達しても還元率アップの対象にはならない。

また、投資信託の購入に使えるのは通常ポイントのみになる。期間限定ポイントは投資に利用できない。

 

投資信託の購入に楽天ポイントを利用する方法

楽天証券と楽天スーパーポイント口座を連携すれば、投資信託の通常注文および積立注文を楽天ポイントで支払える。

楽天証券に口座を開設し、「ログインID」「パスワード」を入れてログインする。ログインしたら画面上部にある「設定・変更」>「ポイント設定・SPU」へ入る。

 

楽天証券のポイント設定画面
楽天証券のポイント設定画面。楽天証券で楽天ポイントを利用するには楽天スーパーポイント口座との連携から行う。

 

ポイント利用の設定を確認したら、楽天証券のトップ上部にある検索ボックスで投資信託の名前を入れ、「投資信託」のタブを選択して検索をかける。

楽天証券での投資信託の検索
楽天バンガードファンドを購入したいなら、楽天バンガードファンドと入力し、検索する。

 

検索結果に表示された投資信託を選択すると目論見書の閲覧を要求されるのでOKを押す。書面を読み、同意にチェックを入れて完了を押すと、下記のような注文画面に移る。

投資信託の通常注文画面
投資信託の通常注文画面。ここで楽天ポイントをいくら使うかの選択ができる。SPUの達成条件を満たしたいなら、500ポイントで良い。ただし、上でも述べたように、投資信託の購入に利用できるのは通常ポイントのみとなる。

 

毎月自動的に買い付けてくれる「積立注文」では設定した額を上限に、楽天ポイントで購入を行ってくれる。

投資信託の積立注文で楽天ポイントを利用するにはポイント利用の設定もしなければならない。

 

楽天証券におけるポイント利用設定
楽天証券における積立注文のポイント利用設定。ポイントコース設定の下にある。上記で投資信託が「利用する」の状態になっていないと、投資信託の積立注文に楽天ポイントを利用できない。

また、利用可能なポイント残高が利用設定分に満たなかった場合、利用可能な範囲でのみポイントが使われる。

 

投資信託は100ポイント(100円分)以上、1円単位で投資信託を購入できる。投資信託の多くは購入手数料が無料なため、少額ずつの積み立てにも向いている。100円から購入できる点で、国内株式よりも敷居は低いだろう。

 

楽天ポイントを貯めて使った結果が、そのまま資産として反映されていく。

楽天ポイントによる投資信託購入履歴
楽天ポイントによる投資信託購入履歴。楽天経済圏で生活していれば、ポイントだけで毎月5000円以上投資信託の積み立てもできる。もちろん、投資信託を売却すれば現金になる。

 

投資信託の購入で使えるのは楽天の普通ポイントである。また、楽天には会員ランクで利用可能額が決まっている。

使える楽天ポイントおよびポイント数の説明を含む、楽天のポイント投資について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

楽天ポイントの「運用」について、楽天証券のポイント投資を中心に紹介します
楽天証券では楽天ポイント(正式名称:楽天スーパーポイント)を国内株式や投資信託の購入で「使える」。また、楽天にはポイント運用と呼ばれ、楽天ポイントをポイントのまま運用するサービスもある。楽天ポイント運用は楽天証券のように別途口座開設の申し込...

 

投資信託の「購入」で受けれる還元

投資信託の「購入」で受けれる還元

 

楽天における還元率を上げたいなら月1回500ポイントは楽天証券における投資信託の購入に使った方が良い。しかし、500ポイント以上の投資信託を購入するなら楽天カードを通すべきだ。

 

楽天証券では月5万円、年60万円まで楽天カード(クレジットカード)で投資信託の購入ができる。クレジットカードによる購入では通常の買い物と同様に1%還元も受けれる。

楽天証券における楽天カードの還元

たとえば、5万円分の投資信託を楽天カードで買えば、500ポイントの還元を受けれる。

また、投資信託は当然現金へと換金できる。投資信託を楽天カードで購入し、この投資信託を売却すれば現金になる。このサービスは実質的にクレジットカード利用枠での現金化にも使えるのだ。一括払いなら利息を取られず、1%の還元を受けれる。

 

クレジットカードでの注文方法は投資信託の商品ページで「積立注文」を選択、引落方法の画面で「楽天カードクレジット決済」を選択、カード情報を入力すれば良い。

楽天証券の投資信託積立注文画面

 

投信>積立注文>積立設定一覧で現在の積立状況の確認もできる。

楽天証券積立注文
クレジットカードでの購入上限は5万円。当然、クレジットカード利用枠内での購入となるため、支払までは1ヶ月程度の猶予をもらった投資もできる。

 

また、楽天カードは請求代金で楽天ポイントが利用できる。直接楽天ポイントで投資信託を買うのではなく、楽天カードを通して投資信託を購入し、カードの支払に楽天ポイントを利用すれば、実質、楽天ポイントによる投資信託の購入でも1%還元を受けれる。

 

投資信託を楽天カードで購入し、楽天ポイントで楽天カード請求代金を支払う

投資信託を楽天ポイントで購入する場合、下記2通りの方法がある。

①楽天ポイントで投資信託の購入
②楽天カードで投資信託の購入し、楽天カード請求代金を楽天ポイントで支払う

いずれも楽天ポイントと投資信託が交換された形になる。ただ、②のようにカードで投資信託を購入した後、楽天カード請求代金をポイントで支払えば、投資信託だけでなく1%の還元を受けれる。

たとえば、5万円分の投資信託を購入したケースで考えると

①5万ポイントが減って、5万円分の投資信託が残る
②5万ポイントが減って、5万円分の投資信託が残り、楽天ポイント500ポイントが還元される(5万円分の投資信託+500ポイント)

楽天ポイントを使うなら、上記の②を選択した方が、楽天カードの1%還元を受けれるため①よりも価値を高める使い方になる。

 

楽天ポイントの最終的な使い道としては500ポイントまでは楽天証券における投資信託の購入、500ポイント以上はクレジットカード請求代金への支払が賢い選択と言えるだろう。

 

楽天ポイントで楽天カード請求代金を支払う方法

楽天カード会員専用ページ「楽天e-NAVI」のトップページからポイント支払いの設定ができる。

楽天カード請求額の楽天ポイントによる支払
ポイントで支払をクリックする。

 

楽天カード請求額の楽天ポイントによる支払(楽天カードアプリ)
楽天カードアプリのご利用明細画面。楽天カードアプリからも「ポイント支払い」の設定ができる。

 

楽天カードは毎月12日から20日22時までポイント支払の設定が可能となっている(2020年11月現在)。

楽天カード請求額の楽天ポイントによる支払
ポイント支払いの設定画面。楽天の通常ポイントが1ポイント=1円として支払に利用できる。1回あたりの利用可能数は50ポイント以上になる。

 

投資信託の「保有」で受けれる還元

投資信託の「保有」で受けれる還元

 

楽天証券では楽天銀行との口座連携サービス「マネーブリッジ」および「楽天銀行ハッピープログラム」に登録することで、投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイントもらえるプログラムも提供されている。

ポイントをためる:楽天証券
楽天証券で投資信託を積立していただくと手数料(税抜き)1%をポイントバックいたします。ポイントプログラムについてわかりやすくご案内しております。

投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント還元は年率にすると0.048%になる。

 

マネーブリッジおよびハッピープログラムに登録してない人は投資信託の保有で投資信託資産形成ポイントをもらえる。マネーブリッジおよびハッピープログラムによるポイントと投資信託資産形成ポイントの両方はもらえない。マネーブリッジおよびハッピープログラムに参加していないなら、自動的に投資信託資産形成ポイントが付与される。

投資信託資産形成ポイントは投資信託の残高が50万円以上で50ポイントから1000ポイントまでもらえる。

ポイント獲得に必要な残高(毎月末時点)付与されるポイント数
50万円以上から200万円未満50ポイント
200万円以上から400万円未満100ポイント
400万円以上から600万円未満150ポイント
600万円以上から800万円未満200ポイント
800万円以上から1000万円未満300ポイント
1000万円以上から2000万円未満500ポイント
2000万円以上1000ポイント

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50万円で50ポイントなので、マネーブリッジおよびハッピープログラムよりも還元率が高くなる。しかし、250万円を越えると、マネーブリッジおよびハッピープログラムの方が還元率は高くなる。マネーブリッジおよびハッピープログラムでは投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント増えていくからだ。

投資信託の残高250万円で還元されるポイント投資信託の残高300万円で還元されるポイント投資信託の残高400万円で還元されるポイント
マネーブリッジおよびハッピープログラム100ポイント120ポイント160ポイント
投資信託資産形成ポイント100ポイント100ポイント150ポイント

 

また、投資信託資産形成ポイントは2000万円以上で上限が1000ポイントになる。しかし、マネーブリッジおよびハッピープログラムの方は上限がないため、2000万円以上になっても還元されるポイントは10万円ごとに増えていく。

楽天証券で250万円を越える投資信託を保有するなら、マネーブリッジおよびハッピープログラムへの登録も忘れずに行うべきだ。

 

楽天証券には投資信託以外でも他の証券会社に無い様々なサービスを受けれる。証券会社の中で楽天証券がもっとも金銭的にお得という人は多いだろう。楽天証券で得られるメリットを享受したい人は早いうちから楽天証券に口座を開設しよう。

>>> 【楽天ポイント、楽天カードで投資ができる】楽天証券【楽天ポイントが貯まる】

投資信託の購入を含む、楽天証券をお得にする賢い使い方について詳しく知りたい人は下記記事も参考に。

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楽天証券への加入を機に、普段のサービスやAmazonでの商品購入を楽天へ移すことも検討してみよう。還元率ではもちろん、値段面で見ても楽天はAmazonよりもお得なことが多くなっている。

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楽天で売られてる商品をAmazonよりも安く買う方法
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