楽天の期間限定ポイントの使い道は楽天市場(楽天ブックス、楽天kobo、楽天ふるさと納税、Rakuten Fashion含む)と楽天市場「以外」に大きく分けられる。
期間限定ポイントの使い道について、楽天市場と楽天市場以外に分け、まとめて紹介すると下記のようになる。
利用先サービス | |
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楽天市場 | 楽天市場 楽天ブックス 楽天kobo 楽天ふるさと納税 Rakuten Fashion |
楽天市場以外 | 楽天Pay 楽天ポイントカード 楽天モバイル(携帯電話) 楽天でんき(電気) 楽天ガス(ガス) ラクマ(フリマサイト) 楽天銀行 楽天西友ネットスーパー 楽天トラベル Rakuten TV 楽天デリバリー など |
使い道が決まっていないなら、ギフトや商品券、他社ポイントへ変えたり、現金化も選択肢に入れて良いだろう。期間限定ポイントの期限を実質的に延長できるからだ。
楽天市場ならApp Store & iTunes認定店、Google Playギフトコード認定店で他よりもお得にApp Store & iTunesギフトカード、Google Playギフトコードの購入ができる。
楽天市場以外だと、ラクマを通せば、期間限定ポイントによる各種ギフト券、商品券購入から現金化もできる。
日本で生活する上では毎月必須になる固定費(電気、ガス、携帯電話)で楽天と契約すれば、これらの支払にも期間限定ポイントを利用できる。固定費の支払で消費すれば、減るはずだった現金の代わりに期間限定ポイントを利用できる。つまり、結果的には現金化と変わらない。
期間限定ポイントの使い道で困ったことがある人は一度利用方法についても広く目を通しておくべきだ。期間限定ポイントの使い道を知れば、生活もより豊かにできるだろう。
この記事では
▶ 楽天市場における期間限定ポイントのおすすめ使い道
からあまり知られていない
▶ 楽天市場「以外」における期間限定ポイントのおすすめ使い道
まで、それぞれ詳しく紹介していきたいと思う。
通常ポイントと期間限定ポイントを保有している場合、楽天ポイント決済では失効日(利用期限)に近い期間限定ポイントから優先的に消費される。ポイント利用数を保有する期間限定ポイント数にして、期間限定ポイントのみを使うことはできる。しかし、利用ポイント数を事前に指定できない決済もある。通常ポイントを利用したくない場合、期間限定ポイントと通常ポイントを分けるしかない。
期間限定ポイントと通常ポイントを分ける方法については下記記事を参考に。

※この記事では正式名称の「楽天スーパーポイント」を「楽天ポイント」に統一して説明しています。
楽天市場における期間限定ポイントのおすすめ使い道
楽天の期間限定ポイントは広い意味での楽天市場で利用できる。楽天市場はもちろん、書籍が購入できる「楽天ブックス」、電子書籍ストアの「楽天Kobo」、ふるさと納税サイトの「楽天ふるさと納税」、楽天版のZOZO TOWNで有名セレクトショップの商品が買える「Rakuten Fashion」にて利用できる。これらのショップではSPU(スーパーポイントアッププログラム)やキャンペーンによる還元率アップも受けられる。
楽天市場に出店しているショップを探せば、欲しい商品も見つかるだろう。毎月書籍を購入している人も利用に困らないはずだ。手っ取り早く期間限定ポイントを消化したいなら、これらのサイトで欲しいコンテンツを購入すれば良い。
収入がある人は、ふるさと納税も利用するだろう。楽天ふるさと納税では現金に似た性質の「還元」は受けれるため、ふるさと納税における寄付もおすすめの利用先になる。

楽天市場でのギフト券、商品券購入
楽天市場ではギフト券、商品券なども売られている。期間限定ポイントの消費先が決まっていない人の中にはこうしたギフト券、商品券を購入している人も多い。ただ、楽天市場で売られている多くのギフト券、商品券は額面の価格よりも少々値段が上乗せされるのと、送料がかかってしまう。たとえば、楽天市場のショップではJCBギフト券1000円分の料金が1135円 (税込)であり、これに送料として250円がかかる。1000円分のギフト券を買うのに1385円もかかってしまう計算だ(2021年1月現在の価格)。
楽天市場において、お得にギフト券、商品券を買えるのは「認定店」になる。たとえば、楽天市場にはApp Store & iTunes認定店とGoogle Playギフトコード認定店がある。これらのショップではApp Store・iTunes、Google Playで利用できるギフトカード、ギフトコードを額面で購入できる。また、SPUやキャンペーンによる還元も受けれるため、額面以下の価格で実質的に購入できる。App Store & iTunes認定店ではお得なキャンペーンも頻繁に行われているため、App Store・iTunesを利用している人ならこちらで期間限定ポイントを優先的に消費しても良いだろう。
App Store & iTunes認定店、Google Playギフトコード認定店で実質的に安く購入する方法を知りたい人は下記記事を参考に。


App Store・iTunesもしくはGoogle Playを利用してる人ならギフトの利用機会もあるだろう。
楽天市場「以外」における期間限定ポイントのおすすめ使い道
楽天ポイントが利用できる「楽天経済圏」は楽天市場以外にも、日本における生活の幅広い部分へ広がっている。
楽天市場「以外」では
1.楽天Pay、楽天ポイントカードの決済
2.楽天モバイル(携帯電話)、楽天でんき(電気)、楽天ガス(ガス)
3.ラクマ
4.楽天銀行(振込手数料)
5.楽天西友ネットスーパー、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天デリバリー
などでも期間限定ポイントを利用できる。
下記では期間限定ポイントのおすすめ利用先として「1.楽天Pay、楽天ポイントカード」「2.楽天モバイル(携帯電話)、楽天でんき(電気)、楽天ガス(ガス)」「3.ラクマ」「4.楽天銀行」「5.楽天西友ネットスーパー、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天デリバリー」での利用についてそれぞれ詳しく紹介していきたいと思う。
1.楽天Pay、楽天ポイントカードの決済
期間限定ポイントは
を通すことで楽天市場「以外」の決済でも利用できる。つまり、楽天Payおよび楽天ポイントカードが利用できるリアル店舗でも期間限定ポイントが使える。街へと出かける機会の多い人は決済方法として準備しておくと良いだろう。
楽天Pay、楽天ポイントカードのいずれもスマホアプリで利用できるため、カード発行なども必要ない。
楽天Pay
楽天Payはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど主要なコンビニチェーン、ドラッグストアならウェルシア、居酒屋なら白木屋、魚民、笑笑。アパレルショップや漫画喫茶、引っ越しサービスにも使える(2021年1月現在)。
利用可能なお店について詳しく知りたい人は下記ページを参考に。

また、楽天Payはリアル店舗だけでなく、楽天「以外」のサイトでも利用できる。楽天以外のサイトでは決済時に楽天IDへとログインして、決済の確認画面がでてくる。このネット決済でももちろん期間限定ポイントが使える。
他社ポイントのチャージで楽天Pay支払に対応しているなら、期間限定ポイントが実質的に期間を伸ばす手段になる。たとえば、DMMポイントも、楽天Pay決済によるチャージができる。
購入したDMMポイントには有効期限が無い。もちろん、通常ポイントと同じ価値で取引される。期間限定ポイントの有効期限が迫っている場合も、楽天Payは他社ポイントへの交換手段としても使えるのだ。
楽天Payが使えるサイトについて詳しくは下記ページも参考に。

普段から利用しているサイトでも楽天Pay決済が導入されているか調べてみると良いだろう。
楽天Payではチャージや決済により、楽天ポイントが貯まる。日常における消費で期間限定ポイントを消費しつつ、楽天ポイントを貯めたい人は導入必須の決済手段になる。

楽天ポイントカード
楽天ポイントカードは楽天ポイントに紐付けられたバーコードを提示し、レジで読み取ってもらうだけでポイント決済ができるサービスである。楽天ポイントカードによるポイント決済でも、期間限定ポイントが消費できる。
楽天ポイントカードはカードタイプのものだけでなく、スマートフォンのアプリにも付いている。
左は楽天ポイントカードのバーコードを表示できるアプリ一覧。楽天ポイントカードもしくは、いずれかのアプリがあればレジでバーコードを表示させることにより楽天ポイント決済ができる(楽天ポイントカード: ご利用ガイドより)。
楽天ポイントカードはコンビニ(ファミリーマート)やマクドナルド、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、ドラッグストアなどでも利用できる。
お店の少ない地方に住んでいる人でも、ガソリンスタンドの支払で使えるのは嬉しいだろう。車の利用がある人は毎月のガソリン代にも期間限定ポイントを使える(pointcard.rakuten.co.jpより)。
期間限定ポイントの利用を広げるために、楽天Payや楽天ポイントカードの利用できるアプリを用意しておいて損はない。
2.携帯電話(楽天モバイル)、電気(楽天でんき)、ガス(楽天ガス)
楽天では携帯電話キャリアサービスとして「楽天モバイル」、電力サービスとして「楽天でんき」、都市ガスサービスとして「楽天ガス」を提供している。
楽天ポイントは50ポイント(=50円相当)以上から消費され、期間限定ポイントも利用できる。ポイントの支払設定では「一部のポイントを使う」「全てのポイントを使う」「ポイントを利用しない」から選べる。
楽天でんきのポイント利用設定画面。すべてのポイントを使うか、一部ポイントを使うか、ポイントを利用しないか設定できる。楽天ポイントで足りなかった分はクレジットカード(もしくはデビットカード)へ請求される。
電気、ガス、携帯電話は日本で暮らす上でほぼ必須の消費になっている。楽天でこれらのサービスを利用すれば毎月自動的に期間限定ポイントを消費できる。期間限定ポイントの使い道に毎月困っている人は料金的にもおすすめなので、これらのサービスでも楽天を利用すべきだ。
3.ラクマ
ラクマは楽天が運営するフリマサイトである。ラクマでも期間限定ポイントを利用できる。
ラクマでは特定の店で利用できるギフト券、商品券も売られいる。しかも、額面以下で購入できる。
吉野家の優待券(fril.jpより)。6000円分(300円が20枚)を上記では5350円で購入できた。
通常ポイントと楽天キャッシュを持っている人が期間限定ポイントのみを使いたい場合、「一部使う」を選択し、期間限定ポイントの数だけ入力する。また、「ポイント優先」を選択する必要がある。
ラクマでのギフト券、商品券購入なら期間限定ポイントの期限を伸ばす手段にも利用できるだろう。

また、ラクマで購入したギフト券、商品券は同じラクマ内で販売できる。つまり、期間限定ポイントの現金化もできる。こういったギフト券、商品券は購入価格に近い金額で売却もできる。期間限定ポイントの現金化としてはラクマを通した方法がもっともおすすめである。

ただし、ラクマは出品者とのやり取りが必要になる。売却しての現金化までは落札者とのやり取りも必要なので少々手間がかかるだろう。また、現金化までに手数料もかかるため、フリマサイトを通しても、最終的には1ポイント=1円以下の価値になってしまうのが普通だ。現金に困っていないなら現金への交換ではなく、現金代わりの「利用」を中心に検討すべきだ。
4.楽天銀行(振込手数料)
楽天銀行で発生する手数料、具体的には振込手数料で楽天ポイントによる支払ができる。こちらも失効に近い期間限定ポイントから優先的に消費される。
ただし、振込手数料を楽天ポイントで支払えない場合もある。たとえば、振込手数料無料回数が残っている場合は無料での振込になるため、手数料は発生せず、ポイントの利用ができない。また、利用可能ポイントが50ポイント未満の場合なども期間限定ポイントの消費がなされない(振込手数料が楽天スーパーポイントで支払える:楽天銀行より)。
5.楽天西友ネットスーパー、楽天トラベル、Rakuten TV、楽天デリバリー
楽天西友ネットスーパーはスーパー「西友」で販売されている商品を自宅まで配送してくれるサービスである。楽天西友ネットスーパーでも期間限定ポイントの利用ができる。
ネットスーパーは生鮮食品も買え、翌日から届けてくれる点で通常のネットショップと異なっている。スーパーへ行くのが面倒な人にも便利なサービスだ。楽天西友ネットスーパーの賢い利用方法を知りたい人は下記記事を参考に。

楽天トラベルは国内の宿泊施設やツアー、レンタカー、航空券、高速バスの予約、海外旅行では航空券、ホテルの予約ができるサイトである。出張を含む旅行関連の支出でも楽天の期間限定ポイントが利用できる。
楽天トラベルのおすすめの使い方については下記記事を参考に。

Rakuten TV(楽天TV)は映画やドラマ、アニメ、スポーツ、アダルトなどを配信する動画サービスである。視聴期限のある「レンタル」もしくは視聴期限の無い「購入」、および定額見放題サービスの提供をしている。これらの決済で期間限定ポイントを利用できる。
Rakuten TVでは初めて利用する人に向け特別なキャンペーンや還元も用意されている。料金的にもおすすめの動画サイトなので、一度利用してみると良いだろう。

楽天デリバリーはチェーン店のピザ、お寿司、カレー、弁当はもちろん、人気レストランの本格料理も自宅やオフィスへ届けてもらえるサービスである。届けて欲しい住所から楽天デリバリーが利用できる店を探せ、すぐにでも利用できる。
巣ごもりが強制される期間、試しに利用してみるのも悪くないだろう。楽天デリバリーを初めての利用する人向けにポイント還元を受けれるキャンペーンもある。
>>> 【楽天デリバリー初めての利用者向け】エントリーと注文でポイント還元キャンペーン
期間限定ポイントは使い方によって価値が変わってくる。利用方法だけでなく、期間限定ポイントの価値を高める賢い使い方について詳しく知りたい人は下記記事を参考に。
