楽天の期間限定ポイントは日本で生活していれば必ず必要になる
1.携帯電話
2.電気
3.ガス
といった「固定費」での支払、
楽天カード決済による特別な還元が無い
4.楽天Pay
5.楽天ポイントカード
6.楽天西友ネットスーパー
7.楽天トラベル
8.Rakuten TV
で優先的に消費するのが賢い。
これらの支払に期間限定ポイントを使えば、本来得られるポイントを失うことなく、期限切れによる失効を防げる。
もちろん、上記の使い方をしても期間限定ポイントが余りそうなら、楽天市場や楽天ブックス、楽天koboを使ってでも使い切るべきだ。
この記事では
▶ 期間限定ポイントのおすすめの使い方
について「固定費」での利用を中心に紹介するとともに
▶ 期間限定ポイントが使えるリアル店舗や楽天以外のサイト
としてリアル店舗や楽天以外のウェブサイトで期間限定ポイントを利用する方法から
▶ 別サービスのポイントや商品券への交換
▶ 期間限定ポイントを使い切る方法
まで詳しく述べていきたいと思う。
ちなみに、保有しているポイントに通常ポイントと期間限定ポイントが混ざっている場合、利用期限の短い期間限定ポイントから優先的に消費してくれる。通常ポイントは現金以上の価値にもできるため、期間限定ポイントとは分けて利用すべきだ。

期間限定ポイントのおすすめの使い方
期間限定ポイントも通常の楽天ポイントと同等に広い範囲で利用できる。
楽天市場で使えるのはもちろんのこと、楽天ブックスや楽天Kobo電子書籍ストア、楽天西友ネットスーパーでの買い物、楽天トラベルでの海外航空券、国内ホテル、高速バス予約、楽天ふるさと納税での寄付、Rakuten TVでの動画購入・レンタル、楽天モバイルの携帯代、楽天でんきの電気代、楽天ガスのガス代でも使える。
この中で期間限定ポイントのおすすめの使い方は楽天モバイル、楽天でんき、楽天ガスにおける固定費の支払である。
期間限定ポイントを固定費の支払におすすめする理由として、期間限定ポイントで決済しても還元が減らないから、また、固定費で期間限定ポイントが消費されれば、本来減るはずだった現金の減少を防げるからである。
下記でそれぞれ詳しく紹介していく。
ポイント決済では得られない楽天カード決済により得られる還元
SPUやキャンペーンの一部では楽天カード決済が還元の条件となっている。
楽天カード決済により得られる還元。期間限定ポイントを含む楽天ポイントで決済すると、これらの還元が得られなくなる(event.rakuten.co.jp)
楽天カードを持っている人が楽天市場、楽天ブックス・楽天Kobo電子書籍ストア、楽天ふるさと納税等で期間限定ポイントを使ってしまうと、その分の金額は最大で5%も還元が受けられなくなるのだ。くわえて、毎月5と0の付く日(キャンペーン)でのポイント還元1%もカード利用額しか受けられないため、最大で6%還元を逃すことになる。
3000円の買い物を全額楽天ポイントで決済し、楽天koboの購入で得られた135ポイント。3000円の買い物では楽天カードによる決済で+180ポイント(+6%)が得られる。しかし、楽天ポイントで支払えば、この180ポイントの還元を得られなくなる。
したがって、楽天カードを持っている人は、SPUやキャンペーンによる還元が得られない場所や決済で、楽天ポイントを使った方が良いだろう。
期間限定ポイントの優先順位が高い固定費での利用
期間限定ポイントで優先順位の高い利用方法としては、楽天カードのSPUやキャンペーンによる還元が得られない消費、かつ生活する上で「必須」な固定費の支払があげられる。楽天では楽天モバイル、楽天でんき、楽天ガスといった生活に必須のサービスが提供されている。これらのサービスでは支払方法として楽天ポイントを利用でき、足りない分はクレジットカードや銀行引落で請求されるようになっている。
楽天エナジーのポイント利用設定画面。すべてのポイントを使うか、一部ポイントを使うか、ポイントを利用しないか設定できる。楽天ポイントで足りなかった分はクレジットカード(もしくはデビットカード)へ請求される。楽天ポイントでの支払は通常ポイントと期間限定ポイントを保有している場合、期間限定ポイントから優先的に消費される。固定費に限らず、ポイント決済はすべて期間限定ポイントから優先的に消費される。
固定費で期間限定ポイントが消費されれば、本来減るはずだった現金の減少を防げる。つまり、期間限定ポイントが現金と同等の価値になる。
楽天でんき、楽天モバイルは料金的にも他社よりお得である。また、楽天ガスは期間限定ポイントを消費する手段として利用できる。現在利用しているサービスからの乗り換えも積極的に検討してみよう。
>>> 【申し込みで楽天ポイント2000ポイント!もらえるリンク】楽天でんき【楽天市場での還元率+1%】
>>> 【楽天ポイントが貯まる!使える!】楽天モバイル【楽天市場での還元率+1%】
>>> 【公式】楽天ガス申し込みページ【楽天ポイントの還元が受けれる】
固定費の次に優先順位が高い期間限定ポイントの使い方
固定費を支払った上でも余ったら、楽天カードによる特別な還元が無い楽天Payや楽天ポイントカード、楽天西友ネットスーパー、楽天トラベル、Rakuten TVでの利用がおすすめである。これらはSPUの適用がないため、楽天カードで決済しても、楽天期間限定ポイントで決済しても5%の還元は得られない。
楽天Payならセブンイレブンやローソン、ファミリーマートなど、主要なコンビニで利用できる。日本に住む人なら期間限定ポイントの消化先として、アプリのダウンロードをしておくと良いだろう。

また、楽天Payを通すと、別サービスのポイントや商品券の購入も期間限定ポイントが利用できる(後述)。
期間限定ポイントが使えるリアル店舗や楽天以外のサイト
期間限定ポイントは
を通すことで楽天「以外」の決済でも利用できる。つまり、楽天Payおよび楽天ポイントカードが利用できるお店でも期間限定ポイントが使える。いずれもスマホアプリで利用できるため、便利である。
楽天Payと楽天ポイントカードはリアル店舗での利用が可能であり、街へと出かける機会の多い人は決済方法として準備しておくと良いだろう。リアル店舗では楽天Payは利用できても楽天ポイントカードは使えない店だったり、逆のパターンもある。両方共用意しておくと、利用機会を広げることができるかと思う。
また、楽天Payは楽天以外のウェブサイトでも利用できる。したがって、楽天以外のサイトで決済するときも期間限定ポイントの消費ができる。
1.楽天Pay(楽天ペイ)
楽天Payアプリをダウンロードすればリアル店舗でも楽天ポイント、楽天キャッシュが利用できる。楽天Payを通すと、通常ポイントも期間限定ポイントも同じ価値で利用できる。
楽天ペイで期間限定ポイントを使いたい場合、楽天ペイのホーム画面でバーコードの下にある「すべてのポイント/キャッシュを使う」の設定から支払方法の変更をしよう。
ポイントが足りない場合、紐付けされてるクレジットカードでの決済になる(pay.rakuten.co.jpより)。また、一度ポイントで決済すると、「次回もこの設定を使う」にチェックを入れない限り、ポイントを使わない状態に戻る。
楽天Payはセブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど主要なコンビニチェーン、ドラッグストアならウェルシア、居酒屋なら白木屋、魚民、笑笑。アパレルショップや漫画喫茶、引っ越しサービスにも使える(2020年10月現在)。
利用可能なお店について詳しく知りたい人は下記ページを参考に。

利用可能な店舗では「コード表示」により、簡単に支払いができる。コード表示による支払は下記のような流れになる。
スマホで楽天Payアプリを開いてバーコードを画面に表示し、レジのバーコードリーダーで読み取ってもらう(楽天ペイ:使い方より)
また、楽天Payはリアル店舗だけでなく、ラクマ(楽天のフリマサイト)や楽天以外のサイトでも利用できる。楽天以外のサイトでは決済時に楽天IDへとログインして、決済の確認画面がでてくる。このネット決済でももちろん期間限定ポイントが使える。
楽天ペイが使えるサイトについて詳しくは下記ページも参考に。

普段から利用しているサイトでも楽天ペイ決済が導入されているか調べてみると良いだろう。
楽天Payではチャージや決済により、楽天ポイントが貯まる。日常における消費で期間限定ポイントを消費しつつ、楽天ポイントを貯めたい人は導入必須の決済手段になる。

2.楽天ポイントカード
楽天ポイントカードは楽天スーパーポイントに紐付けられたバーコードを提示し、レジで読み取ってもらうだけでポイント決済ができるサービスである。楽天ポイントカードによるポイント決済でも、期間限定ポイントが消費できる。
楽天ポイントカードはカードタイプのものだけでなく、スマートフォンのアプリにも付いている。
左は楽天ポイントカードのバーコードを表示できるアプリ一覧。楽天ポイントカードもしくは、いずれかのアプリがあればレジでバーコードを表示させることにより楽天ポイント決済ができる(楽天ポイントカード: ご利用ガイドより)。
楽天ポイントカードはコンビニ(ファミリーマート)やマクドナルド、ガソリンスタンド、ファミリーレストラン、ドラッグストアなどでも利用できる。
お店の少ない地方に住んでいる人でも、ガソリンスタンドの支払で使えるのは嬉しいだろう(pointcard.rakuten.co.jpより)。
期間限定ポイントの利用を広げるために、楽天Payや楽天ポイントカードの利用できるアプリは用意しておいて損はない。
別サービスのポイントや商品券への交換
楽天の期間限定ポイントは別サービスのポイントへと「直接」交換できない。しかし、楽天Payを通すと、期間限定ポイントを実質的に別ポイントへと交換できる。
また、期間限定ポイント1ポイント=1円の価値として、同等の価値を持つ商品券へ変えられる。
別サービスのポイントや商品券への交換は無理な支出をせず、利用期間を伸ばす施策になる。商品券の購入は楽天ポイントの現金化手段としてもよく紹介されている。
下記では
1.別サービスのポイントへ交換する方法
2.商品券への交換
について紹介していく。
別サービスのポイントへ交換する方法
楽天Payを通して購入できる他社ポイントの例として、たとえば、「DMMポイント」がある。
DMMでは楽天Pay決済によるDMMポイントのチャージ(購入)ができる(point.dmm.co.jpより)。
楽天Payを通せば期間限定ポイント1ポイントもDMMポイント1ポイントへ交換(購入)できる。交換したDMMポイントには有効期限が無い。したがって、期間限定ポイントの有効期限が迫っている場合、利用期限を伸ばす手段にも利用できる。
他社ポイントへの交換における注意点
他社ポイントへの交換における注意点として、一部のネット決済では「全額」を楽天ポイントで支払えない点があげられる。DMMポイントを購入する際にも、「全額」楽天ポイントで購入しようとすると下記のようなエラーが出る。
「全額」を楽天ポイント決済にできないだけなので、1円だけでもポイント以外の決済にすれば良い。
「ポイントを利用する」にチェックを入れ、請求金額以下のポイントを入力する。1000円分の購入なら、999ポイントでも良い。残りの1円をクレジットカードなど別で支払えばエラーも出なくなる。
DMMポイント1000円分のうち999円を楽天ポイントで購入。クレジットカードには1円だけ請求される。
通常ポイントと楽天キャッシュを持っている人が楽天Payで期間限定ポイントのみを使いたい場合、「ポイントを利用する」を選択し、期間限定ポイントの数だけ入力しなければならない。保有する期間限定ポイント以上の数を入力してしまうと、通常ポイントも消費されてしまう。いちいち期間限定ポイントの数を入力するのが面倒だったり、通常ポイントをどうしても使いたくないなら、ポイント運用を使って期間限定ポイントから通常ポイントを切り離すべきだ。
通常ポイントと期間限定ポイントを切り離す方法について詳しくは下記記事を参考に。

通常ポイントを貯めたい場合、またはポイント決済でなるべく期間限定ポイントだけを利用したい場合など、分離の手段としてポイント運用は手っ取り早くおすすめである。
商品券への交換
別サービスのポイントのほかにも、期間限定ポイントは商品券への交換(期間限定ポイントを利用した商品券の購入)もできる。
たとえば、楽天が運営する楽券でもすき家などの商品券へと変えられる。楽券はスマホで利用できるデジタルチケットである。
ただし、楽券にも有効期限がある。発券日から1ヶ月後の月末までしか使えない。期間限定ポイントを1ヶ月程度、延長する手段としてしか使えない。
期間限定ポイントは楽天市場でももちろん利用できる。したがって、期間限定ポイントを使い、ギフト券を購入することで実質的な利用期限の延長が可能だ。ただし、楽天市場で売られている多くのギフト券では額面の価格よりも少々値段が上乗せされるのと、送料がかかってしまう。
上記送料が安いギフト券ショップでもJCBギフト券1000円分が1135円 (税込)であり、これに送料として250円がかかる。1000円分のギフト券を買うのに1385円もかかってしまう計算だ。SPUやキャンペーンによる還元は受けれるものの、額面以上の価格になってしまうだろう。
楽天市場以外だと、ラクマ(楽天のフリマサイト)で期間限定ポイントを消費する方法がある。ラクマでも送料はかかる。しかし、額面以下の価格で購入できる。
吉野家の優待券(fril.jpより)。6000円分(300円が20枚)を上記では5350円で購入できた。こういった商品券は購入価格に近い金額で売却もできる。
ラクマで「購入に進む」と利用できる楽天ポイント+楽天キャッシュの金額が表示される。
ポイントの支払設定では楽天ポイント/楽天キャッシュを「使わない」「一部使う」「全て使う」から選べる。また、「楽天ポイント」と「楽天キャッシュ」どちらを優先して使うのかも選べる。
通常ポイントと楽天キャッシュを持っている人が期間限定ポイントのみを使いたい場合、「一部使う」を選択し、期間限定ポイントの数だけ入力する。また、「ポイント優先」を選択する必要がある。
ラクマでの商品券購入なら商品券の額面以下で買える。

ラクマを利用すれば期間限定ポイントの現金化もできる。

期間限定ポイントを使い切る方法(まとめ)
SPUやキャンペーンにより、楽天での買い物や寄付を楽天カードで決済すると、2%から7%以上の還元を得られる。1万円なら200円から700円なので、バカにはならないだろう。したがって、楽天カードを持っている人はSPUやキャンペーンが適用される楽天市場や楽天kobo、楽天ブックス、楽天ふるさと納税での決済に期間限定ポイントを含む楽天ポイントを「使わない」方が良い。
期間限定ポイントで決済しても還元が減らない、かつ、現金と同等の価値にできる使い方がもっとも価値も高くなる。したがって、楽天でんきや楽天ガス、楽天モバイルといった固定費での支払が優先順位も高くなる。生活に必須の固定費に期間限定ポイントが使われると、生活の負担が軽くなるのも実感できるはずだ。現金が減る代わりに期間限定ポイントが減るため、実質的に現金と同じ価値にできる。
固定費を支払った上でも余ったら、楽天カードによる特別な還元が無い楽天Payや楽天ポイントカード、楽天西友ネットスーパー、楽天トラベル、Rakuten TVでの利用がおすすめである。これらはSPUの適用がないため、楽天カードで決済してもSPUやキャンペーンによる還元は得られない。つまり、楽天ポイント決済でも還元は変わらない。
楽天Payはリアル店舗や楽天以外のサイトでも決済として利用できる。また、楽天Payを通せば別サービスのポイントへも交換ができる。出かける機会の多い人、他サイトを日常的に使っている人なら、こちらでも期間限定ポイントを消費できる機会が出てくるだろう。
上記に当ててもまだ余っている、上記で利用する機会が無いなら、還元されるポイントは減っても楽天市場や楽天kobo、楽天ブックス、楽天ふるさと納税の買い物で使い切るべきだ。
電子書籍を販売している楽天Koboはもちろん、楽天ブックスも送料無料(コミック1冊でも送料は0円)なので、期間限定ポイントは使いやすい。少額なら本の購入に利用するのが一番手っ取り早いかと思う。
また、所得税と住民税の控除が受けられる楽天ふるさと納税でも期間限定ポイントは使える。期間限定ポイントも将来的に現金還元されるため、現金に近い性質となるだろう。
期間限定ポイントも日常的に利用できるため、常にポイントが貯まる環境になれば生活にも余裕ができるだろう。日常的に楽天ポイントが貯まる「生活支出」をまとめて知りたい人は下記記事を参考に。
