楽天ウェブ検索は楽天が運営する検索エンジンである。ウェブサイト、ブラウザ、アプリでサービスが提供されている。Google Chromeなどブラウザでは拡張機能による追加で簡単に利用の開始ができる。
パーソナライズ化(ユーザーごとの最適化)によって違いは生じるものの、検索結果はGoogle(Yahoo!)に近くなっている。ただ、Googleの検索結果で表示されるようなナレッジグラフが無かったり、広告が多かったり、慣れるまでは不便に感じるかもしれない。
楽天ウェブ検索では1日30回検索するだけで毎日5ポイント程度、翌日に付与される。
楽天ウェブ検索で付与された楽天ポイント。通常ポイントとして付与される。ウェブサイト、ブラウザ、アプリどれを利用しても検索にカウントされる。
また、楽天市場や楽天ブックスでの還元を増やしたり、初めての利用で500ポイントがもらえるキャンペーンも行われている。
くわえて、ブラウザに楽天ウェブ検索のツールバーを追加すると楽天のポイントサイトによる機会損失を防いでくれる。楽天ウェブ検索を入れるだけで、以前よりも楽天ポイントを貯めやすくなるだろう。
楽天ウェブ検索を利用したことがない人は日常に取り入れてみるべきだ。
この記事では
▶ 楽天ウェブ検索で得られるポイントを最大化する方法
▶ ツールバーと楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)を組み合わせたポイント獲得数アップ術
から
▶ 楽天ウェブ検索を利用することで生じるデメリット
まで紹介していきたいと思う。
楽天ウェブ検索で得られるポイントを最大化する方法
楽天ウェブ検索は
・楽天ウェブ検索(ウェブサイト)
・ブラウザのツールバー(Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeなどに対応)
・AndroidまたはiOSアプリ(スマートフォン)
で利用できる。
Google Chromeの拡張機能で利用できる楽天ウェブ検索ツールバー。URL横のアイコンをクリックして利用できる。
ウェブサイト、ブラウザ、アプリいずれでも、1日5回以上の検索だけで100万の楽天ポイント山分けに参加できる。
山分けされるポイント数は時期によって異なる。100万ポイントの山分けでは1日30回検索すれば5ポイント程度もらえる。ポイントは検索した翌日に付与され、投資やクレジットカードの支払にも使える通常ポイントでもらえる。
この山分けキャンペーンはエントリーなどの手続きをしなくとも有効になる。普段行っている検索でポイントが自然に貯まるのは嬉しいだろう。
楽天ウェブ検索ユーザーが追加で貯めれるのは
である。こちらはエントリーが必要になる。エントリーして損は無いため、忘れずに参加すべきだ。
また、楽天ウェブ検索の利用が初めての人は
へもエントリーしておこう。
下記でそれぞれ詳しく紹介していく。
楽天市場のお買い物ポイント2倍キャンペーン
楽天ウェブ検索では
1.楽天市場のお買い物ポイント2倍キャンペーンへエントリー
2.1ヶ月の間に1日5口以上の楽天ウェブ検索による検索を5日間以上行う
上記の条件を満たすと、1%還元が増える(通常ポイントと合わせて倍になる)キャンペーンが毎月行われている(2020年10月現在)。
エントリーと5口の検索を5日なので、条件としては難しくないだろう。キャンペーンへのエントリーだけは先に行っておくべきだ。
>>> 楽天市場のお買い物ポイント2倍キャンペーンへのエントリー
注意点として、1%還元が増えるのは楽天市場、楽天ブックスでの購入のみとなっている。楽天市場でも楽天24、楽天西友ネットスーパー、楽天kobo、楽天ダウンロードは対象外となっている。
また、付与されるポイントは約3ヶ月の期間限定ポイントであり、上限は300ポイントとなっている。つまり、このキャンペーンによる還元は3万円分までしか受けれない。
SPUと併用もできるため、もちろん、参加しても損の無いキャンペーンではある。
初めての楽天ウェブ検索利用で500ポイント
楽天ウェブ検索では
1.現在の楽天IDで初めて楽天ウェブ検索を利用
する人が
2.過去1年間、楽天市場や楽天ブックスで1回1000円以上の購入履歴がある
3.はじめての利用で500ポイントプレゼントキャンペーンへエントリーする
4.1ヶ月の間に、1日5口以上の楽天ウェブ検索による検索を5日間以上する
と楽天ポイント500ポイントがもらえる。1日5口はウェブサイト、ブラウザ、アプリいずれでも良い。
楽天ウェブ検索の利用が初めてであり、エントリーと5口の検索を1ヶ月で5日以上、過去1年間、楽天市場や楽天ブックスで1回1000円以上の購入履歴があることが500ポイント獲得の条件となる。
初めて利用する人なら条件としても厳しくないだろう。こちらもキャンペーンへのエントリーは必須になっている。エントリーだけは先に行っておくべきだ。
>>> はじめての利用で500ポイントプレゼントキャンペーンへのエントリー
ちなみに、付与される500ポイントは約3ヶ月間利用可能な期間限定ポイントになる。
ツールバーと楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)を組み合わせたポイント獲得数アップ術
楽天スーパーポイント提携モール「楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)」
楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)は楽天が運営するポイントバックサービスである。ポイントサイトに似たサービスであり、楽天リーベイツを経由して有名ストアのサイトへ訪問すると、楽天ポイントが貯まる。
楽天リーベイツで付与された楽天ポイント。楽天リーベイツを経由するだけで、提携サイトの消費で還元を受けれる。楽天リーベイツで得られるポイントは通常ポイントになる。
また、楽天ウェブ検索のPCブラウザ用ツールバーを追加および楽天リーベイツへの登録をすると、サイトへ訪問するだけでそのサイトが「楽天リーベイツと提携しているかどうか」「楽天リーベイツを経由して得られる還元」がわかる。
たとえば、Google Chromeの拡張機能に楽天ウェブ検索のツールバーを入れ、楽天リーベイツに紐付けられた状態で楽天リーベイツと提携しているサイトへ訪問すると、ブラウザの右上にポップアップが表示される。
アップルストアのホームページで表示される楽天リーベイツへのポップアップ。このポップアップを経由してログインすれば、アップルストアでも特定商品の購入で1%還元を受けられる。このように表示されれば忘れることなくポイント還元を受けれるだろう。
楽天ウェブ検索のツールバーの利用無しだと、そのサイトが楽天リーベイツと提携しているかどうかをわざわざ調べなければならなかった。この検索が不要になる上に、楽天リーベイツの経由し忘れによる機会損失を防げるだろう。ただし、楽天ウェブ検索アプリ(スマホ用)で訪問しても、提携サイトの表示はなされない(2020年10月現在)。ツールバー(ブラウザ)のみの機能になってる。
PCブラウザ用の楽天ツールバーは各種ブラウザの拡張機能へ追加、楽天リーベイツは登録が必要になる。楽天会員ならインストールとログインだけで、両者ともすぐに連携できる。ツールバーの追加とともに楽天リーベイツへの登録も行っておくべきだ。
>>> 【楽天以外のサイトでも楽天ポイントによる還元を受けれる!】楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)
楽天リーベイツを利用する前に知っておくべきことも含め、賢い使い方を知りたい人は下記記事を参考に。

楽天リーベイツ(Rakuten Rebates)でおすすめの利用先
楽天リーベイツは多くの人気ストアと提携している。アップルストアやDHC、エクスペディアといった旅行サイトでの予約による還元にも対応している。
楽天リーベイツがもっとも還元の高くなるストアに旅行会社や航空会社がある。たとえば、JALの国内線と国際線航空券は楽天リーベイツを通して予約すると、1%還元を得られる(2020年10月現在)。
航空券は高額になりがちなので、1%還元でも少なくはない。もちろん、JALのマイルは別途得られる。航空券の購入機会がある人も楽天リーベイツへの登録はしておくべきだ。
また、ファッション系でも、他のポイントサイトには無いストアに対応している。
楽天リーベイツを経由するとユニクロオンラインストア、GUいずれでも1%還元を得られる(2020年10月現在)。GUはまだしも、ユニクロで還元を受けられるサイトは多くない。
ネット上の買い物では多くの人がAmazonや楽天に集中している。それ以外のサイトで決済する場合、楽天リーベイツが利用可能かどうかも調べた方が良いだろう。
ただし、楽天リーベイツは楽天市場や楽天ブックス、楽天koboなどには対応していない。これらの楽天サービス利用時には外部のポイントサイトを利用した方が良い。
楽天の還元率が最大になるポイントサイトについては下記記事を参考に。
Amazonや楽天以外のサイトでよく買い物をしている人は楽天リーベイツが利用可能かどうかも調べた方が良いだろう。
楽天ウェブ検索を利用することで生じるデメリット
楽天ウェブ検索の山分けキャンペーンは毎日行われており、ポイントも毎日もらえる。得られるポイントは楽天の通常ポイントなので、現金以上の価値へも変えられる。

また、楽天市場や楽天ブックスにおける還元を増やせるキャンペーンもある。楽天ウェブ検索のツールバーを入れればポイントを得る機会を失わない手段としても利用できる。普段から楽天リーベイツ提携店を利用している人もツールバー導入は必須になるだろう。
ただし、Google検索を利用した人が楽天ウェブ検索へ変えるといくつか不便な点も見えてくる。
具体的には
①検索結果上で広告と広告でないページの違いがわかりづらい
②検索結果に商品・サービスの広告が多数表示される
といった点である。簡単に言うと、検索結果に広告が多い。
①について、たとえば「バンコク行き航空券」で検索すると、検索結果にはまず上部に7つの広告が表示される。
楽天ウェブ検索による「バンコク行き航空券」の検索結果。下の2つが「広告でない」ウェブページになる。上部の広告と区別が付きにくく、誤クリックが生じやすいだろう。
②について、楽天ウェブ検索では検索結果に商品・サービスの広告が多数表示される。上部の広告は30日間非表示にできるものの、サイドや下部には楽天の商品を中心に多くの広告が表示される。見る人によってはわずらわしさを感じるだろう。
ちなみに、以前は楽天ウェブ検索のツールバーを拡張機能へ追加すると、ブラウザのデフォルト検索エンジンが楽天ウェブ検索にされたり、ホームページまで楽天へと変更された。現在は拡張機能へ追加しても、URL欄での検索結果はブラウザでユーザーが設定した検索エンジンのままであり、ホームページが勝手に変更されることはない。
これら欠点を踏まえた上で、楽天ウェブ検索をしばらく使っても慣れなかったら、楽天リーベイツの機会損失を防ぐツールとしてのみ、利用すれば良いだろう。楽天リーベイツの機会損失を防ぐツールとして拡張機能へ追加しておくのは悪くないはずだ。デフォルトの検索エンジンをGoogleに設定しておき、ポイントを貯めたい時だけ楽天ウェブ検索のツールバーを利用すれば良い。
楽天ウェブ検索以外にも、楽天には無料で楽天ポイントを貯める方法がいくつかある。無料で楽天ポイントを貯める方法を知りたい人は下記記事も必読である。
