S&P500に連動する投資信託を安いコストでお得に買う方法

S&P500に連動する投資信託を安いコストでお得に買う方法【楽天証券】楽天証券

 

S&P500に連動する日本の投資信託を信託報酬の低い順にまとめて紹介すると下記のようになる。

信託報酬など(税込)購入時手数料(税込)純資産分配金つみたてNISA運用会社(参照元)
SBI・V・S&P500(旧:SBIバンガードS&P500)0.0938%程度2729億円実績無しSBIアセットマネジメント
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)0.0968%程度3960億円実績無し三菱UFJ国際投信
つみたて米国株式(S&P500)0.22%程度1.1億円実績無し三菱UFJ国際投信
Smart-i S&P500インデックス0.242%程度14.6億円実績無しりそなアセットマネジメント
iFree S&P500 インデックス0.2475%程度313億円実績無し大和アセットマネジメント
NZAM ベータ S&P5000.264%程度0.77億円実績無し農林中金全共連アセットマネジメント
iシェアーズ 米国株式 インデックス ファンド0.4125%程度76.70億円実績無し不可ブラックロック ジャパン
米国株式インデックス ファンド0.495%程度118.33億円実績無しステート ストリート グローバル アドバイザーズ
つみたてNISA米国株式 S&P5000.495%程度43.92億円実績無し農林中金全共連アセットマネジメント
米国株式 S&P500 インデックスファンド0.605%程度1.65%21.55億円1万口25円
(2020年3月)
不可農林中金全共連アセットマネジメント
iFreeレバレッジ S&P5000.99%程度117億円実績無し不可大和アセットマネジメント

2021年8月現在

 

いずれもS&P500に連動する投資信託なのでパフォーマンスはほとんど変わらない。S&P500に連動する日本の投資信託の違いは主に

1.手数料(信託報酬、購入時手数料など)
2.購入できる証券会社
3.分配金の有無である

となる。

手数料で見ればSBI・V・S&P500(旧:SBIバンガードS&P500)がもっとも安くなる。購入手数料は無料のノーロードであり、信託報酬は年間わずか0.0938%程度である。ただし、SBI・V・S&P500はSBI証券、マネックス証券など6社でしか購入できない。

 

また、SBI証券および楽天証券では投資信託の購入および保有で還元を受けられる。S&P500に連動する投資信託を安いコストでお得に購入および保有したいなら、SBI証券もしくは楽天証券で購入、保有すべきだ。

>>> 【外国株式や海外ETF、外国債券の購入でおすすめ!】SBI証券の無料口座開設リンク

>>> 【楽天ポイント、楽天カードで投資ができる】投資信託の購入と保有で楽天ポイントが貯まる楽天証券口座開設ページ

>>> 【楽天証券で投資信託が買える!】新規入会で大量の楽天ポイントがもらえる楽天カード入会ページ

 

この記事では

▶ S&P500に連動する投資信託の手数料と証券会社による違い
▶ S&P500に連動する投資信託の投資先とパフォーマンス、分配金について
▶ 「SBI・V・S&P500」と「VOO(バンガードS&P500 ETF)」の比較

から

▶ 投資信託をもっとも安いコストで買うなら「SBI証券」もしくは「楽天証券」を使うべき理由

まで詳しく述べていきたいと思う。

 

S&P500に連動する投資信託の手数料と証券会社による違い

S&P500に連動する投資信託の手数料と証券会社による違い

 

多くの投資信託は購入手数料・解約(売却)手数料が無料(ノーロード)となっている。S&P500に連動する投資信託では「米国株式 S&P500 インデックスファンド(農林中金全共連アセットマネジメント)」のみ、購入時の手数料が発生する。購入金額の1.65%(税込)が手数料なので、1万円分購入すると、165円の手数料がかかる。この取引手数料が発生する点で、他の投資信託よりもおすすめできない。

 

投資信託の主な手数料は信託報酬になっている。購入手数料・解約手数料が無料の投資信託でも信託報酬は発生する。信託報酬は1年間でかかる手数料の合計で、投資信託を保有すると毎日計上される。安いコストでS&P500に連動する投資信託を購入したいなら、この信託報酬を見れば良い。

S&P500に連動する投資信託でもっとも信託報酬の安い投資信託は「SBI・V・S&P500(旧:SBIバンガードS&P500)」であり、年0.0938%(税込)になっている(2021年8月現在)。つまり、SBI・V・S&P500を1年間平均100万円分保有しても 938円の手数料しかかからない。

 

証券会社による違い

どこの証券会社で購入しても信託報酬を含む保有でかかる手数料や購入時手数料などは変わらない。

投資信託購入における証券会社の違いとしては

①購入できる投資信託
②還元制度

がある。

 

購入できる投資信託

購入できる投資信託について、たとえば、もっとも信託報酬の安い「SBI・V・S&P500」は2021年8月現在、

・SBI証券
・岡三オンライン証券
・佐賀銀行
・マネックス証券
・auカブコム証券
・SMBC日興証券

でしか購入できない(SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 月次レポートより)。
S&P500に連動する投資信託で2番目に手数料の安い「eMAXIS Slim米国株式」は2021年8月現在、SBI証券や楽天証券、マネックス証券など22社で購入できる(eMAXIS Slim米国株式 月次レポートより)。

 

証券会社で受けれる還元

楽天証券とSBI証券では投資信託の購入・保有で還元も受けられる。こうした投資信託の購入、保有で還元を受けれる証券会社は楽天証券とSBI証券のほかには数社しかない。還元率でも、この2社が他社をリードしている。

 

S&P500に連動する投資信託を楽天証券およびSBI証券で購入した場合に得られる還元は下記のようになっている。

楽天証券SBI証券
保有による還元楽天証券における保有で10万円ごとに毎月4ポイント還元(年利0.048%)SBI証券における保有で年利0.0242%の還元(「SBI・V・S&P500」を保有した場合)
購入による還元楽天カードによる購入で1%還元三井住友カードによる購入で0.5%から2%

2021年8月現在(rakuten-sec.co.jpsearch.sbisec.co.jpより)

 

楽天証券は楽天ポイント、SBI証券は保有でTポイント、購入でVポイントによる還元を受けれる。

保有による還元は楽天証券の方が0.0238%高くなっている。100万円分の投資信託を保有すると、楽天証券なら毎月40ポイント(年間480ポイント)、SBI証券なら毎月20ポイント(年間240ポイント)の還元を受けれる。1000万円だと楽天証券で年間4800ポイント、SBI証券で年間2420ポイントの還元になる。

購入による還元はSBI証券が最大で2%、2021年12月10日までは+1%で最大3%になっている。ただし、1%以上の還元を得られる三井住友カードは年会費が有料のクレジットカードである。また、最大5万円までしか積み立てができない。還元されるポイントは2%還元のカードで1000円相当のVポイントとなる。

楽天証券は年会費が無料の楽天カードでも1%還元(最大5万円の500ポイント)であり、楽天ポイントによる購入で楽天市場の還元率がアップするなどの特典もある。楽天で消費する人は楽天証券がおすすめである。

>>> 【楽天ポイントで株式と投資信託が買える!】楽天証券の無料口座座開設リンク

また、楽天証券で投資信託の購入前には楽天カードも申し込んでおこう。

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楽天証券を中心に利用する人もSBI証券口座は開設しておくべきだ。

>>> 【外国株式や海外ETF、外国債券の購入でおすすめ!】SBI証券の無料口座開設リンク

 

楽天証券における投資信託の購入および保有による還元についてさらに詳しく知りたい人は下記記事を参考に。

投資信託を購入するなら楽天証券を使うべき理由
投資信託を楽天証券で買うべき理由は 1.楽天の買い物における還元が1%増える という理由の他に 2.楽天カードによる投資信託の購入で1%還元を受けれる 3.投資信託の残高10万円ごとに毎月4ポイント(年利0.048%)もらえる といった楽天...

 

S&P500に連動する投資信託の投資先とパフォーマンス、分配金について

S&P500に連動する投資信託の投資先とパフォーマンス、分配金について

 

S&P 500(エス アンド ピー ファイブハンドレッド、Standard & Poor’s 500 Stock Index)は米国の代表的な時価総額加重平均型株価指数である。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している500銘柄の株価を基に算出される。

S&P500に連動する投資信託は米国株式や米国ETF(上場投資信託)、S&P500先物を購入し、S&P500との連動を目指している(正確にはマザーファンドへの投資を通じて実質的に値動きのある有価証券等を投資対象としている)。具体的には下記のような違いになっている。

投資先参照元(月次レポート)
SBI・V・S&P 500インデックス・ファンド(SBI・V・S&P500)VOO(S&P 500連動を目指す米国ETF)doc.wam.abic.co.jp
eMAXIS Slim米国株式(S&P500)Apple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業emaxis.jp
つみたて米国株式(S&P500)Apple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業am.mufg.jp
Smart-i S&P500インデックスApple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業resona-am.co.jp
iFree S&P500 インデックスApple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業daiwa-am.co.jp
NZAM ベータ S&P500Apple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業ja-asset.co.jp
iシェアーズ 米国株式 インデックス ファンドiシェアーズ コア S&P 500 ETF(S&P 500連動を目指す米国ETF)blackrock.com/
米国株式インデックス ファンドApple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業ssga.com
つみたてNISA米国株式 S&P500Apple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業ja-asset.co.jp
米国株式 S&P500 インデックスファンドApple、Microsoft、AmazonなどS&P500採用企業ja-asset.co.jp
iFreeレバレッジ S&P500E-MINI S&P 500 先物(S&P500先物)daiwa-am.co.jp

2021年8月現在

 

パフォーマンス

S&P500に連動する投資信託はいずれもパフォーマンスに大きな違いはない。

たとえば、VOOへ投資する「SBI・V・S&P500」と米国株式へ投資してS&P500との連動を目指す「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」を比較してみても似たようなパフォーマンスになっている。

 

SBIバンガードS&P500の1年間チャート
SBI・V・S&P500の1年間チャート(2021年1月現在。site0.sbisec.co.jpより)

 

eMAXIS Slim米国株式の1年間チャート
eMAXIS Slim米国株式の1年間チャート(2021年1月現在。site0.sbisec.co.jpより)

 

期間別基準価額騰落率で見てもほとんど差がない。

SBI・V・S&P500eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
前日比+0.34%+0.30%
1週間+2.33%+2.35%
1ヶ月+4.43%+4.48%
3ヶ月+10.58%+10.70%
6ヶ月+15.57%+15.74%
1年+11.26%+11.42%

期間別基準価額騰落率(2021年1月基準。site0.sbisec.co.jpsite0.sbisec.co.jpより)

 

「SBI・V・S&P500」のように米国ETF(VOO)を通して間接的に株式へ投資するか、「eMAXIS Slim米国株式」のように株式へ投資するかで若干の違いが生じているのみである。

 

分配金実績のあるS&P500に連動する投資信託

分配金とは投資信託の収益から投資家へ配られるお金であり、株式の配当と同じ性質になる。S&P500に連動する日本の投資信託では米国株式 S&P500 インデックスファンド(農林中金全共連アセットマネジメント)」のみ分配金を配っている。

設定日配当実績
米国株式 S&P500 インデックスファンド
(農林中金全共連アセットマネジメント)
2019年3月4日1万口当たり25円
(2020年3月16日)

2019年から運用が開始され、配当実績は2020年にあり

 

多くのS&P500に連動する投資信託は分配金再投資専用、つまり、投資先の米国株式や米国ETFから得た配当、分配金は自動的に再投資へ回している。投資信託の価格に上乗せされる形で含み益に貢献している。

分配金再投資専用の投資信託は分配金を出せずに投資信託の価格に上乗せされるため、含み益が出ても売却するまで個人には課税されない。含み損が出てるのに分配金を受け取ると、損しているのに税金を払うはめになる。税金は利益や分配金の20.315%にも及ぶ。税金を考えれば分配金の無い投資信託の方がおすすめなのだ。

分配金の無い投資信託でも、評価益分だけを売却すれば実質的に分配金を作り出せる。「米国株式 S&P500 インデックスファンド(農林中金全共連アセットマネジメント)」以外のS&P500に連動する投資信託は取引手数料もかからない。金額も100円から売却できるため、分配金を得る目的でS&P500に連動する投資信託を購入したい場合も手数料の安さで選べばよいのだ。

「米国株式 S&P500 インデックスファンド(農林中金全共連アセットマネジメント)」は信託報酬が「SBI・V・S&P500」や「eMAXIS Slim米国株式」に比べて高く、購入時手数料もかかるためおすすめできない。分配金を得る目的なら「VOO(バンガードS&P500 ETF)」などのS&P500に連動する「米国ETF」を直接購入した方が良いだろう。

 

ちなみに、つみたてNISA口座で購入するなら投資信託からの分配金や利益が最大20年間非課税となる。

楽天証券のNISA口座をおすすめできる人とは?
NISA口座では多くの証券会社で国内株式の取引手数料が無料になっている。NISA口座で国内株式のみを購入するなら、どこの証券会社を利用してもそこまでの違いはない。 楽天証券のNISA口座は国内株式と投資信託を楽天ポイントで購入できる。また、...

ただし、

・iシェアーズ 米国株式 インデックス ファンド(ブラックロック ジャパン)
・米国株式 S&P500 インデックスファンド(農林中金全共連アセットマネジメント)
・iFreeレバレッジ S&P500(大和アセットマネジメント)

はつみたてNISA口座で購入できない(2021年8月現在)

 

「SBI・V・S&P500」と「VOO(バンガードS&P500 ETF)」の比較

「SBIバンガードS&P500」と「VOO(バンガードS&P500 ETF)」の比較

 

「VOO(バンガードS&P500 ETF)」はS&P 500連動を目指す米国ETFである。上でも述べたように、「VOO」は「SBI・V・S&P500」の投資先になる。「SBI・V・S&P500」と「VOO」を比較すると下記のようになる。

SBI・V・S&P 500インデックス・ファンド
(SBI・V・S&P500)
バンガードS&P500 ETF
(VOO)
最低購入額100円から1円単位で購入できる1口単位で購入できる。2021年8月現在は1口412.63ドル
信託報酬
(総経費率)
年0.0938%年0.03%
通貨日本円米ドル(為替コストがかかる)
分配金実績無し2020年まで毎年4回配られている
取引手数料無料約定代金の0.495%(税込)
(SBI証券、楽天証券、マネックス証券で同じ)
証券会社による還元可(楽天証券、SBI証券など)不可
NISAの利用可(つみたてNISA)可(一般NISA)

 

「SBI・V・S&P500」は100円以上1円単位で購入できる。売買での手数料はかからない。日本円のままで取引できて、証券会社によっては還元も受けれる。

「VOO」は1口単位での購入しかできず、日本の投資信託よりも最低取引金額は大きくなる。また、購入、売却といった取引のたびに手数料がかかる。ドル建てなので、日本円からドルへの両替でもコストは発生する。ただし、VOOは保有でかかる手数料(総経費率など)がSBI・V・S&P500より安く、分配金がもらえるといった利点もある。

「SBI・V・S&P500」ではなく「VOO」を購入する人の多くは分配金目当てになっている。保有でかかる手数料も安いため、投資金額が大きい人は「SBI・V・S&P500」よりも「VOO」の保有がおすすめである。

 

VOOの分配金

VOOは毎年4回分配金を配っている。2016年から2020年までのVOO1株あたりの分配金実績をまとめると下記のようになる。

2016年2017年2018年2019年2020年
VOO(バンガードS&P500 ETF)の分配金4.138ドル4.3679ドル4.7367ドル5.5709ドル5.3027ドル

1年間の総計。VOOの2021年8月現在の価格は1株412.63ドル。分配金の利回りは毎年1%から2%の間になる。

 

投資信託をもっとも安いコストでお得に買うなら「SBI証券」「楽天証券」を使うべき理由

投資信託をもっとも安いコストでお得に買うなら「楽天証券」を使うべき理由

 

S&P500に連動する投資信託はパフォーマンスにほとんど差がない。安いコストでお得に投資信託を買うなら

・手数料(信託報酬、取引手数料が無料)の安さ
・SBI証券もしくは楽天証券で買えるかどうか

で選べば良い。

手数料については説明不要だろう。S&P500に連動し、同じパフォーマンスの投資信託なら手数料は安ければ安いほど良い。

また、SBI証券もしくは楽天証券で買えるかどうかがお得に買うために必要な理由は上記でも紹介したように投資信託の購入および保有でもっとも還元を受けれる証券会社だからである。

 

SBI証券での「SBI・V・S&P500」購入 VS 楽天証券での「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」購入

SBI証券で「SBI・V・S&P500」を保有すると、年0.0938%の信託報酬がかかる。平均100万円分保有すると、年938円を手数料として取られる。ただ、SBI証券では投資信託保有によるTポイントの還元も受けられる(年率0.02%)。したがって、平均100万円分の「SBI・V・S&P500」をSBI証券で保有すると、年938円の手数料とTポイント200ポイントの還元を受けられる。

楽天証券では「SBI・V・S&P500」を購入できない。「SBI・V・S&P500」の次に信託報酬の安い「eMAXIS Slim米国株式」を保有すると年0.0968%の信託報酬がかかる。平均100万円分保有すると、年968円を手数料として取られる。ただ、楽天証券では投資信託保有による楽天ポイントの還元も受けられる(年率0.048%)。したがって、平均100万円分の「eMAXIS Slim米国株式」を楽天証券で保有すると、年968円の手数料と楽天ポイント480ポイントの還元を受けられる。

 

また、SBI証券では毎月5万円まで投資信託を三井住友カードで購入できる。この三井住友カードによる購入では0.5%から2%の還元を受けれる(2021年12月10日までは+1%で最大3%になっている)。

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還元されるポイントは2%還元で最大1000円相当のポイントとなる。つまり、毎月1000円、1年で最大1万2000円相当のポイントが還元される。

楽天証券でも毎月5万円まで投資信託を楽天カードで購入できる。この楽天カードによる購入では1%の還元を受けれるため、5万円分の投資信託を購入すると、毎月500ポイント、1年6000円相当の還元を受けられる。

これら購入時の還元は保有でかかる手数料よりも高くなる。SBI証券もしくは楽天証券で投資信託を購入するなら、手数料も気にならないだろう。

 

S&P500に連動する投資信託に限らず、投資信託を購入するなら迷わずSBI証券もしくは楽天証券を選ぶべきだ。

>>> 【外国株式や海外ETF、外国債券の購入でおすすめ!】SBI証券の無料口座開設リンク

>>> 【楽天ポイントで株式と投資信託が買える!】楽天証券の無料口座座開設リンク

 

「SBI・V・S&P500」「eMAXIS Slim米国株式」ほか、S&P500に連動する投資信託はいずれもS&P500に採用されている米国大型株へ投資している。米国の大型株だけでなく、NYダウやS&P500に「含まれない」中型株、小型株まで含み、米国株式時価総額の約100%をカバーしているETFとして「VTI(バンガードトータルストックマーケットETF)」がある。VTIの純資産総額は世界で第3位となっており、人気の米国ETFである。

このVTIへ投資する日本の投資信託として「SBI・V・全米株式」「楽天バンガードファンド」がある。「SBI・V・全米株式」は現在はSBI証券のみで購入できる。「楽天バンガードファンド」は楽天証券やSBI証券をはじめ17社で購入ができる。

楽天証券ではiDeCoでも「楽天バンガードファンド」を買える。iDeCoでも「楽天バンガードファンド」を購入したい人は楽天証券に口座を開設すべきだ。

 

VTIへ投資する「楽天バンガードファンド」とVOOへ投資する「SBI・V・S&P500」を比較したい人は下記記事を参考に。

SBI・V・S&P500と楽天バンガードファンド(全米株式)、どちらをどの証券会社で買うべきか?
「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド(愛称:SBI・V・S&P500)」と「楽天・全米株式インデックス・ファンド(愛称:楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」はいずれも米国ETF(上場投資信託)へ投資する投資信託になる。主な...
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